◇56話 不穏なメール ページ8
Aside
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「あのさ、驚かずに聞いて欲しいんだけど……今日の練習試合の休憩中に蒻雲からメールがきた。内容はまだ見てないんだけど…」
「え、どういう事？もう執行猶予切れたの？もう関わりたくないのに………」
蒻雲の真意が読めない
「多分時期的にもうすぐで切れるはずだった……と思う。んでさ、99%姉ちゃん関連だと思うから一緒に見ようと思って来た」
「なるほどね。分かった、一緒に見よう」
「うん、取り敢えずメール開くね？」
そう言い倫太郎は恐る恐るメールボックスを開き蒻雲恭也とひょうじされているメールを開いた。
蒻雲 恭也 nyaku_mo0214@dopemo.ne.jp
宛先:rin_taro_chibe@bopemo.ne.jp
件名なし
久しぶりだね、倫太郎くん。今、東京の高校で合宿をしているんだってね？Aちゃんも東京の音駒高校ってとこに高校から引っ越したって聞いたよ〜。また会いたいな！色々と聞きたいこともあるしね！次に会ったらよろしくねー。
「え、何これ、気持ち悪。てかなんで俺のメルアド知ってんだよ、気味悪すぎなんだけど」
「私達が合宿してる事知ってるってことはさ、まさかとは思うけどこっちに蒻雲が来るって事が有り得るわけだよね？……………っ怖い、もう私はバレーやめたんだよ？！！どうしてっ、どうしてまだ追いかけられてるの？もう意味わかんない！！」
「……1回落ち着こ、姉ちゃん。意味がわからないのは俺も同じだし、何しろ俺達の居場所が分かったからって直ぐにこっちに向かってくるかはまだ分からないよ。何しろ執行猶予付いてる限りはおかしな行動を取らないのが普通だと思うし」
確かにそうなんだけどさ、それでも怖いものは怖いんだよ。
だって私1回蒻雲に
正直蒻雲の存在自体がもうトラウマだから絶対に会いたくない。
「ちなみにさ、私明日の夜ぐらいには1回皆に私が本羽Aこと角名Aだって事を言った方がいいのかなって思ってんだけど。どう思う？」
「うん、まあいいと思うよ。稲荷崎と梟谷と音駒だけが知ってるとなるとちょっと面倒くさいしね。早めに事情話しちゃった方が楽だと思う」
「分かった、ありがとね！そのさ……話す時、一緒にいてくれる？」
「そんなの勿論一緒にいるに決まってる。姉ちゃん1人に抱え込ませる気なんてないから、安心して頼っていいんだよ？」
「ふふ、倫くんは優しいな！なんか、少し安心したかも」
「それは良かった」
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霰霰 - この作品にどハマりしました!!!更新が楽しみです😆✨ (2021年12月31日 1時) (
レス) @page10 id: c1e168e932 (このIDを非表示/違反報告)
ニコラスケイジ - この作品めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます❤ (2021年9月29日 16時) (レス) @page5 id: 02838600ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水色のエコバッグ | 作成日時：2021年9月21日 12時
