〇22話 久しぶりに ページ22
え、なんか、やばくない？これ
ボールがすごい勢いでこっちにきてんのが見える。
そういえば、今までこんなこと無かったな、ボール飛んでくる時は大体、鉄朗がそばに居る時だったから。
って、今そんなこと考えてる場合じゃないわ！
ちなみにホームランサーブを打ったのはあの問題児双子の金髪の方だった。
侑「マネさん達！！！そっちボール行ってまうから避けてっ！！！！」なんて叫んでいる。
倫「姉ちゃんっ！危ない！！」
金髪と倫くんが慌てて駆け寄ってくるのが見える。
雪絵とかおりはちょうどコートに背を向けて話していたから、ボールが迫っているのにびっくりして固まっている。
叩き落とすか……上げるか
何故だろう。もうやめたはずなのに。封印したはずなのに。
こっちに一直線で来るボール見るとあの頃を思い出してしまう。
コチラに向けて私のちょうど顔面付近に来そうな感じの赤と白と緑のボール。
アンダーは確実に無理。でも、オーバーなら。
「雪絵、かおり！！危ないっ！！！」
2人の腕を一瞬引っ張って、自分自身の体を前に出す。
雪、雀「「え？」」
後はボールを迎え撃つだけ！！
ｷｭｷｭｯ よし、完璧な1歩目！
ここはやっぱり、こんなホームランサーブ打ってきた金髪にきっちり返してやんないとね。
結構なロングトスかもしんないけど、できるかな？
いや �爐笋辰討澆燭� ��
トンっ
ほぼ無音でトスを打つ。
よっし、綺麗にできた！ちょっとブランクはあるけどね。
そうして、第2体育館の皆が此方に目を向ける中、私は中学の頃のセッター経験を生かし、金髪野郎の頭上に完璧なトスを送ってやった。
ポスっ
計算通り、上手くいったみたいだ。たまにやるのも悪く無いね。
なんか、みんな呆然としてるけど、、、あー、私やったかも。
まぁ、とりあえず
「もー、危ないな、全く、雪絵、かおり！！大丈夫？」ボールがぶつかりそうになった2人に声をかける。
雪「え、うん。私達は大丈夫だけど、Aバレー経験あったんだ〜！」
「あ、ちょっとね」
すると、固まっていた選手達が動き出した。
全ーマネ「ぇぇぇぇぇぇええええぇぇ」
あー、やばい、何かめんどくさい事になりそうな予感が、、、
兎「おいおい！！Aすげぇな！！あの超ロングトス！！バレー出来たんだな！！！」
赤「凄いですねAさん、俺ちょっと感動しました」あの赤葦でさえ興奮して目を輝かせている。
その他にみんなが口々にすごい、やばいと話しているのが聞こえる。
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水色のエコバッグ(プロフ) - 火災報知器さん» 主人公にとって来年の1月辺りに大学受験がある事を想定して書いたのですが、分かりにくかったかもしれません！加筆しようと思います、コメントありがとうございました！！ (2021年9月12日 12時) (
レス) id: efeba5a6bb (このIDを非表示/違反報告)
火災報知器 - 9話の所、来年じゃなくて今年じゃないんですか？来年だったら2年生って事になると思うんですけど… (2021年9月12日 11時) (レス) id: 32bfa4335a (このIDを非表示/違反報告)
水色のエコバッグ(プロフ) - ネココさん、コメントありがとうございます！初めてコメント貰えたんでとても喜んでますっ！！自分で書いていて主観的になりがちなのでそう言って貰えて安心しました(*´ω｀*)これからも更新頑張ろうと思います！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: efeba5a6bb (このIDを非表示/違反報告)
ネココ(プロフ) - この作品大好きです！みんなの性格とかいろいろ表現されてて…すごいです！更新頑張ってください！ (2021年9月1日 13時) (レス) id: f94720425d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水色のエコバッグ | 作成日時：2021年8月20日 17時
