音駒マネはスナリンの姉

〇11話 ふとしたこと ページ11

(合宿の場所は梟谷学園という設定でお願いします)
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音駒高校前(集合場所)

猫「ふむ、皆集まったか。それでは、今日から待ちに待った9日間合宿だ。お前らの力を存分に発揮してきなさい。他校のチームから沢山の良い技を盗んできなさい。君達の進化を期待しているよ」

黒「んじゃー、駅まで行くぞ」

全「はい！/はーい/…」


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音駒高校の最寄り駅から梟谷学園の最寄り駅までは乗り換え無しの8駅で着く。

休日の比較的早い時間ではあったが、電車の中はそこそこ混んでいた。

合宿に必要な荷物が沢山あるのでこの混んでいる中席に座ることは流石に出来ない。


A「(いやぁー、思ってたより荷物重いな。立ってんのが辛くなってきた)」

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黒尾side

結構混んでんな。………おっと。Aの荷物すごい重そうだな。これで8駅は流石にきついと思うな。

ちょっと寄りかかってくれたりとかは………………って俺、今何考えた？！！ただの変態みたいな発想してたんだけど。やばいやばい。落ち着け。とりあえずAの負担を減らしてやんねぇと


黒「A、大丈夫か？鞄ひとつ持つよ。結構辛そうな顔してんぞ〜、たまには頼ってくださいよ」

A「え、、鉄朗、あ、ありがとう！！思って頼り荷物重かったから助かった！！ﾆｺｯ」


黒「ｽﾞｷｭｰﾝ………お、おう！任せとけ！もし、それでも辛かったらお、俺の所寄りかかってきても、い、いからな？」

あ、Aの笑顔クソ可愛いって思ってたら、いらない変態発言をしてしまった………やばい、幻滅されるかも………

A「ﾎﾞﾝｯ…え、え、う、うん、わかったよ！！ありがとう(やばい、なんか、めちゃくちゃ顔熱いんだけど)」

黒「(あれ？変な顔されてない？ていうか、なんか赤くなってる。照れてんのか？え、可愛くね。)」


あれ、なんかさっきから俺がAのことめちゃ気にしてる感じになってねぇか？俺、おかしくなった？？？


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研磨side


隣で何やら2人の世界に入りお互い顔を赤くして俯いているクロとA。

俺がゲームをしてても横から2人の生暖かい雰囲気が伝わってくる。周りはあんまり気づいていないみたいだけど。

多分、2人ともお互いの事、自覚していないだけで結構好きなんじゃないかって思う。悪魔で推測だけれども。

山「なあ、研磨、黒尾さんとAさん何話してんだろうな？顔赤くね？」

孤「まあ……仲が良くていいんじゃない」

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