第50話 ページ50
「よく分からない人だと思ったよ
君はあの結末のまま
放っておいてくれたのに……
突然なんの前触れもなく【RESET】した」
彼女は悲しそうに目を伏せる
違うよ、責めてるんじゃない
君が選択肢した理由はもう知ってる
君はもう十分苦しんだ
もう、泣かなくていいんだよ
*……でも心臓が痛いの。張り裂けそうなの
画面でしか見なかった世界を
実際に目にしたら……私はもう
どんなことをしても許されないの
*撮影裏より
サンズ、マスタードは二人で会話をしていた
そこでマスタードが誰かに気を取られる
どうやらAを見つけたようだ
「おい。なんだ、あれ?」
マスタードがAを指を差して聞く
彼女はサンズたちの方を見つめて
何故か合掌をしていた
「あーたまにやるんだよ」
「なんか拝まれてねぇか?」
「怖いから何してんのか聞いてないんだ」
サンズはこの前も何度か同じことがあり
ナイトメアやドリーム、インクなど
様々なAUたちに聞かれたことを話す
主にサンズが多いが
他のキャスト陣にもやってるらしい
「あんな安らかな顔で祈られると
俺ら死んだみたいな感じになってないか?」
「heh、気にしたら負けだ」
「……それもそうか。オタク談義が始まるしな」
二人はその場をあとにする
Aは二人の背中を見届けると悲しそうに微笑んだ
「(今日も、みんなが楽しく
幸せな一日を過ごせますように)」
ーーー過去よりも現在を
楽しく生きて欲しいと今日も願っている
*アルフィーに質問です
*Aはオタク気質ですが
「失礼だな、本当のことだけど」
*同じオタクとして話は合うんですか?
「そ、それは勿論!頼まれてた最新の
AUサンズの同人誌を描いたんだし!!」
「え?ほんと!?前からお願いはしてたけど!
嬉しいな!」
さっそく軽く読み始めると
彼女はプルプルと震え出した
「? どうしたの?」
「……解釈違いです!!」
あまりのショックにAは崩れ落ちる
「でも……好き……うぅ、くそ、圧倒的
地雷なはずなのに、ストーリーが良すぎる」
「heh……それは何よりだ。じゃあ燃やすな」
「あー待って!ああ!!!」
「本人の前で読むのが悪いんだぜ?
アルフィー……俺たちの同人誌は禁止だ」
「えー、せっかくいい感じだと思ったのに」
「禁止だ」
あまりなカオスの状況に
現場はいつも以上に賑やかになりましたとさ
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あゆさ(プロフ) - アルドールさん» わあ!とても嬉しいです!結構な量があるので一気読みしてくださって本当に嬉しいです!よかったら完結まで見届けてください!! (2021年4月5日 21時) (レス) id: 0c9cd9af7d (このIDを非表示/違反報告)
アルドール(プロフ) - 初めまして!Undertale経由でこの作品を見ました!とても凝っていて、一気に読んでしまうぐらい凄く楽しく読ませてもらいました!!これからも更新頑張ってください!!(*´ `*) (2021年4月5日 20時) (レス) id: f19fae88e7 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます!毎回楽しみにして頂いてるようで嬉しいです! (2020年10月19日 23時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 今日も面白かったです!(^_^)/フリキャが一緒にいるのがめっちゃ好き…キャラはちょっと違うけど、この設定もほんとに好きです!(*^^) (2020年10月19日 22時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» マイブームになってしまいまして(´>∀<`)ゝ))エヘヘ他の作品がかけてない状態ですね()書き溜めてるので毎日更新出来てます (2020年10月13日 22時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆさ | 作成日時:2020年9月18日 21時