第35話 ページ35
「キャラ？」
「ーーーもういい
私は、私が望む終わりを目指す」
そう言うと彼女はモンスターキッドが
帰った方向へと戻って行った
もう、僕とは一緒に進まないという事だろう
あんなに、励ましてくれたのに
一緒に進んでくれたのに
一体、どうしたって言うんだ……
ーーーここにいても仕方がない
僕がしたいと思うことを。
鞄から黒い欠片をとる
「まずは君を助けることから」
ギュッと握りしめると
少しだけ温かな気持ちになり、決意がみなぎった
＊
先へ進むとアンダインが待っていた
素顔を見せた彼女は意外な顔をしていた
もっと怖い人かと思ったけど、そうでもなさそう？
彼女は覚悟を見せろと僕に言う
息を飲んで、決意を抱いて先へと進む
彼女との戦闘が始まるが
動けるようになったら彼女から逃げる
僕は戦いたくない
もう二度と誰も傷つけたくないんだ
途中パピルスからの電話や
居眠りしているサンズに会ったが
先へ進んでアンダインから逃げる
ホットランドという場所にたどり着くと
ウォーターサーバーが置かれていた
丁度アンダインも来て、鎧が暑くて倒れてしまった
魚のモンスターのようだし
水がないと干からびてしまう
僕は急いでウォーターサーバーから
コップに水を注ぎ込み、彼女にかけてあげた
すると、先程よりも動けるようになったのか
彼女は立ち上がり、こちらをじっと見る
何を思ったのか彼女はそのまま去ってしまった
「…………先へ進みたいけど」
さっきのパピルスからの電話
アンダインの家に来て欲しいと言っていた
パピルスが言うのだから
きっとアンダインはいいモンスターに違いない
「行ってみよう」
そういえば川があったはずだ
そこから下っていけば辿り着けるはず
川に向かうと、ボートに乗ってる人がいた
どうやら送ってくれるらしい
「ウォーターフェルまでお願いします」
「タリラリラ〜わかりましたー」
＊
アンダインの家の前に行くと
そこにはパピルスと、何故かキャラがいた
「あー……さっきぶりだね」
気まずそうに視線を逸らす
どうやら戻っている最中に
パピルスと出会い、一緒に行動していたようだ
彼女のことだから断れなかったのだろう
「アンダインと一緒に遊ぶ？貴様たちと
アンダインを親友にしてやるぞッ！」
僕は笑って頷いた
正直怖いけれど、友達が言うのだから大丈夫だ
「……私も一緒にいていいの？」
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あゆさ(プロフ) - アルドールさん» わあ！とても嬉しいです！結構な量があるので一気読みしてくださって本当に嬉しいです！よかったら完結まで見届けてください！！ (2021年4月5日 21時) (
レス) id: 0c9cd9af7d (このIDを非表示/違反報告)
アルドール(プロフ) - 初めまして!Undertale経由でこの作品を見ました!とても凝っていて、一気に読んでしまうぐらい凄く楽しく読ませてもらいました!!これからも更新頑張ってください!!(*´ `*) (2021年4月5日 20時) (レス) id: f19fae88e7 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！毎回楽しみにして頂いてるようで嬉しいです！ (2020年10月19日 23時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 今日も面白かったです！(^_^)/フリキャが一緒にいるのがめっちゃ好き…キャラはちょっと違うけど、この設定もほんとに好きです！(*^^) (2020年10月19日 22時) (レス) id: 74d9f2f81e (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆうさん» マイブームになってしまいまして(´>∀<｀)ゝ))ｴﾍﾍ他の作品がかけてない状態ですね()書き溜めてるので毎日更新出来てます (2020年10月13日 22時) (レス) id: 7dea6cedb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆさ | 作成日時：2020年9月18日 21時
