薄桜鬼・少年陰陽師〜トリップした昌浩と姉〜

８　羅刹 ページ10

千鶴ｓｉｄｅ

夜

羅刹が五人屯所から逃げだした！！
私たち新選組は今羅刹を追っています。(作文みたいになったｗｗ)

千鶴 「土方さん！！そっち見てきます」

私は路地裏に来た
そこに羅刹が三人いた
私に気付くと近寄ってきた

羅刹 「血、血を・・・くれー」

千鶴 「キャーーーー！！！」

私は悲鳴を上げた

カチャッ・・・ブン

羅刹が刀を抜くのと土方さんと沖田さんが来るのが見えた・・・
でも間に合わない

ギュッ

カキンッ

千鶴 「えっ！？」

目を開けると
私を抱いて片手で刀をはじき返している人がいた

A 「大丈夫？・・・でも鬼には気をつけてと言ったはずよ！！」

昌浩君のお兄さん・・・

彼は私を後ろにいた青く長い髪の青年に預けると羅刹に向かって走り出した


土方ｓｉｄｅ

「キャーーーー！！！」

千鶴が見に行った路地裏から悲鳴が聞こえた

土方 「千鶴！！」

総司や一と路地裏に駆け込むと千鶴に刀を上げている羅刹が三人いた
もう間に合わないと分かっていても羅刹のもとへ行こうとした

？ 「まって！！大丈夫だから」
？ 「目の前にいて死なすわけねーよ」

声とともに目の前に少年と青年が現れた！

土方 「どけっ」

？・？ 「大丈夫！！ほら/大丈夫だ！！見てみろ」

カキンッ

刀と刀がぶつかる音がした
目を向けるとあの時の少年が千鶴の隣にいた

？ 「大丈夫だったでしょ！！(*^_^*)」
？ 「お前の姉は強いからな―」
？ 「もっくん！！」

目の前にいた青年が消えて
物の怪がいた

千鶴ｓｉｄｅ

少年は羅刹の急所を知っているようだった

カキンッザシュッ
ザシュッ

一分もかからずに三人の羅刹を倒していた

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