Iloveyou 【Undertaleau】 (ページ25)

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ダンスページ25

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私は、元々誰にでも冷たかった

あるとき、ナイトメアに会った

この国と、契約を結んだ時に

確か・・・10歳頃だ

誰かに甘やかされるのは好きじゃない

女だから美貌第一

女は荒っぽい性格ではお嫁に行けない

女だから

それを何度耳にした・・・？

世の中、金と顔だ

金さえありゃ大丈夫、美があれば生きられる

どうせ、私のことは・・・

・・・一人で何話してたんだろ

疲れてんのかな・・・

｢ほら、A。行くぞ。｣

｢・・・！あ、うん。｣

ホラーの声がして、はっとした

にしても、どうしてそんなことを・・・

ダンスが始まった

楽器の音色が聞こえて来る
　
どうやら、ホラーは誰かと踊ったりすることを両親に覚えさせられたらしい

まぁ、大抵の王族や貴族はそんなもんだ

｢・・・。｣

ちょっと楽しい

そう、思う

｢お前って、こういうの、得意なのか？｣

｢いや、得意って訳じゃないかな。私だって、覚えたくて覚えてないしさ。｣

踊ってる最中、時々だけど話してた

今日ももうすぐ終わりに近づいているんだ

ーーーーーーーー

キラーside

｢今日にでもやろうかな？｣

ナイフを手に持って僕は眺める

明日か今日か

なるべく、人目の着かない夜頃が望ましい

まぁ、あいつらも惚れてるんだから、早い方が良いだろう

盗られる前に盗るんだ

｢・・・今日にしよ。別に失敗してても、明日、僕達のモノになるんだからね。｣

クロスの話が聞こえてた

あいつらのことだ、きっと、Aちゃんを、自らのモノにはできない

いずれ、協力するんだろ？

じゃあ、焦らずに

確実を狙って仕留める

｢そろそろダンスも終わってるだろうし・・・呼び出すか・・・。｣

僕は部屋を出た

夜空は今日も綺麗である