カフェ行ったら死んだ扱いされていたことが発覚した件について。【名探偵コナン】【呪術廻戦】

17、独白 ページ21

波原ちゃんのところに戻ります〜

・



佐藤「小夜ちゃん！」



佐藤ちゃんは目に涙をためながら私に抱きついてきた。私は佐藤ちゃんの背中をギュッと抱きしめ返す。

『突然辞表だしていなくなってごめんね。やらなくちゃいけないことが多くて』



佐藤「やらなくちゃいけないことが呪術師ってこと？警察学校のとき噂で呪術師のことはなんとなくだけど知ってたわ」


佐藤ちゃんは私から身体を離し私にそういう



『まぁね。年中人手不足だからねぇ。呪術師は。』



そのおかげで生徒にまで戦わせないといけない。五条先輩は生徒たちを鍛えるため任務を押し付けてる(サボってる)けどね



伊達「戻ってくることは、できないのか?」


恐る恐る、といった感じで班長が聞いてくる。


それができてたら、苦労してないっての……




『ゴメンね。これは私が選んだ道だから』


私はそう言って3人に背を向け歩き出す。誰も止めない。止められないだろう。


嘘をついた。やらなくちゃいけないことなんて警察になろうと思ったときよりも全然ないしこんな道選びたくて選んだわけじゃない。


むしろ選択肢なんて最初から用意されていなかった



いつ死ぬかもわからない職だ。誰かを好きになることができた自分もまたどこかへ行ってしまった。




さようなら、佐藤ちゃん


さようなら、皆



さようなら、陣平





もう一度会ってしまったときは私は別人だろうね。


警視庁を出て空を見上げる、


1人自嘲気味に空に笑った





ピコン




虎杖悠仁先生ー!

虎杖悠仁今トロピカルランドにいるんだけど終わったら来れる?





私は携帯をしまいトロピカルランドに向かった。

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