Dainty Love 2

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『それで、その凜ちゃんて子が代わりに入ったんですけど…妹みたいで可愛いんです』


洋「今まで男3人だったもんね。あれ、弟はいるんだっけ？」


『はい。でもやっぱり同性の年下は可愛いですよ』







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洋平くんと2人、侑久のお見舞いに向かってる。


洋平くんも曲作りとかで忙しいはずなのに、心配だからって来てくれた。



本当に優しいお兄さん♪







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部屋に入ると、侑久は大学のテキストを出して勉強してた。


…偉い。








侑「あ、洋平さん。Aも」


洋「心配したんだからね〜」


侑「すいません…ありがとうございます」



洋「どう？元気？」


侑「めっちゃ元気です。もう暇で暇で…」


洋「勉強、頑張ってるんだね。

テキストが俺の頃と全然違う。…まぁ、当たり前だけどw」






侑久と洋平くんが青学トークしてる間に、持ってきたクッキーを窓辺の机に置いた。







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侑「凜、上手くやれてる…？」


『うん、今のところはいい感じだよー』


侑「それなら良かった…」




洋「今もバンドやってる子なの？」


侑「それが…しばらくベースやってなかったらしいんです」


『え…？』




侑「高校の時は近所で有名なベーシストだったんだけど、
ロッククライミングにハマっただかなんだかで突然、一切辞めちゃって…」



洋「ロッククライミング…？」


侑「はい。でも一度手を滑らせて落ちて骨折して…趣味を失ってささくれてたところだったんです」




洋「ささくれてベースやるのはいいらしいね」


『ヒロくん…』


洋「そうそうw」




侑「元は相当腕がいいから。でも弾けなくなったりした時は…」


『ヒロくんに頼むよ』


洋「それがいいかもね」







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