カミュとお出掛け�� ページ2
今日は待ちに待ったカミュとお出掛けの日。
今、私はカミュが迎えに来るのを待っているのだ。
(仕事が押してるのかな？···仕事が終わったら電話をくれるって言ってたんだけど···。)
ｺﾝｺﾝｺﾝ
カ「姫、準備は出来ているか？」
ドアの向こうから、カミュの声が聞こえた。
貴「うん、出来てるよ！今、ドアを開けるから。」
私はそう言い、ドアを開けた。
貴「迎えに来てくれてありがとう、カミュ。」
カ「これくらい、お安い御用だ。」
数分後
私達は今、リムジンに乗り、目的地に向かっているところだ。
私達が何故、リムジンに乗っているのかというと、私達は互いにアイドルであるため、ファンの皆にバレないようにするためだ。
カ「仕事が少し押した故、電話を掛けている余裕が無かったのだ。姫、すまなかった。」
貴「気にしないで！」
カ「姫、1つ質問をしてもよいか？」
貴「うん、いいよ。」
カ「俺達は今、何処に向かっているのだ？」
貴「着いてからのお楽しみだよ！ヒントを言うなら、私とカミュが好きな物かなぁ···。」
私がそう言うと、カミュは「なるほど。」という顔をした。
カ「答えはわかったが、あえて言わないでおこう。」
貴「ふふっ、やっぱりわかっちゃったかぁ···。分かりやすいヒントにし過ぎたなぁ。」
カ「まず、ヒントはそれくらいしか無かろう。」
貴「よくよく考えてみれば···そうだね！」
私達が楽しく話していると、運転手さんが声を掛けてきた。
運「まもなく、目的地に着きますよ。」
貴「わかった。····楽しみだね、カミュ！」
カ「あぁ、そうだな。」
数分後、目的地に着いた。
運「私は此処に居ますので、帰りにまた此処へ来て下さい。」
貴「うん、わかった。」
カ「姫、お手をどうぞ。」
カミュはそう言い、私に手を差し伸べてきた。
貴「ふふっ、ありがとう。」
と言い、カミュの手を取った。
私はカミュにエスコートして貰い、ホテルの中に入った。
ホテルの中に入ってからカミュは仕事モードで話し掛けてくる。
(きっと、ファンに声を掛けられた時の対策だよね。明らかに声のトーンや口調が違うからね。)
カ「此処にスイーツバイキングと言う所があるのですね。」
貴「そうだよ。まずは受付の所に行こっか。」
カ「はい。」
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作者名：ティアード | 作成日時：2022年2月2日 14時
