【CS／派生作品】高校生の戦国時代

├ ページ11

「っあ゛〜さみぃ〜〜もう一枚何か着てくるべきだった、しくったわ……。なに。….ウケねぇし、つかにーちゃんマジでイヤ、ほんとイヤ。わざわざそんなこと言わなくていいし！ガチ嫌味じゃん！……ん、まぁ？くれんならくれるで良いけど。____…ありがと」

「そこ。…そう、お前。こっち来いよ。…はぁ、別に殴るわけじゃねぇんだ、指導だよシ・ド・ウ。一応風紀委員だからなぁ。_____…んでなー化粧、校則に引っかかんだよ。お前以外にもやってるやつはいるけどよ、気付いちまったからしゃーねーよな。…でも今回は見逃す。仕事増えるのやだし。次からはもっとバレねぇようにやれよ」

「_____あんさ、やめてくんね？俺いま人待ってんの。テメェらに付き合ってる暇はねーんだよ。……ガチしつけぇわ、失せろクソブス。よくそんな顔面で外で歩けるよなァ？恥ずかしくねーのかよ？そのゴミみてぇなツラどうにかしてから来いよ。___わかったらさっさと失せろや！」

「あ？ンだよ、今にーちゃんの分の武器も手入れしてやってんだぞ。それにそうそう似てるやつなんて…。居たな。マジそっくりじゃん！！」

「ア゛ァ゛っ！！？？！？ばっ、この…ッ！！！クソいてーじゃねぇーかよ！！ナニしてんだよ！！！______…ハァ？？ピアス開けたいから俺で開けたァ？？？なんで？？にーちゃんが開けんのになんで俺でやってんだよ、オカシーだろ〜が！自分のでやれよ！！」

「俺、にーちゃんと違って筋肉あっからこう着ないとキツいんですぅ〜！……うげぇ、ぜーったい教えない！！」

「にーちゃんのせいで俺の家事スキルどんどん上がってる気がする。＿＿＿ハァ？なんでそうなったらそこのボタンがほつれんだよ。ばかっ、引きちぎんな！！直すから貸して！！」

「……んぁあ゛〜…。なあ、にーちゃんにーちゃん。俺髪染めるんだけどさ。色は、その、あやめ…色とか…？___なに、俺がその色にすんのそんなヤなワケ？にーちゃん俺に色々強要してくんのに…。___ヤじゃない？ったく、にーちゃんはいつも…って抱きつくな撫でるな離れろッ！！ん？すみれ色…？…ふ〜ん、いーんじゃねぇの？」

「お前、死にたくねェっつーわりにはなんもしねーんだな。誰かにおんぶに抱っこ。…そりゃラクだろ〜なァ。___でもそんなん続けてっと、ホントにヤベェ時はだれもお前を助けてくれないぜ。…独りで虚しく死ぬんだ。…それが嫌なら必死こいてやるんだな」

→

├→←├

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す