第八十五話 ページ37
『……A？』
声をかけるが返事は無い、どうやら眠りについたようだと一安心し、そっと顔を寄せる。
熱を帯びたAは、今にも消えてしまいそうで見る度に不安が押し寄せてくる。
『My Dear、無礼を許してください……』
そう声をかけてから、Aの唇をこじ開け自分の唇を重ねる。
ジュルリという音を立てながら、火傷しそうな程に熱くなっている舌を絡め、彼女の中にいる菌を吸い出してひとつ残らず噛み殺す。
忌々しい味が口の中に広がり、怒りで我を失いそうになるが、苦しそうに眠るAの頬に触れると、不思議と冷静になった。
『貴女は私のものだ、傷物にされるなど耐えられない』
全て吸い出し終えると、Aの顔色が徐々に元に戻り、規則正しい寝息が聞こえる。
明日には完全に元通りになっているだろうと安心し、そのまま彼女の横に寝そべり、自分も眠りについた。
『……貴女から目を離すと、簡単に消えてしまいそうで恐ろしいと感じてしまう』
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ライト(プロフ) - おおきゃみ⭐さん» 私はあなたが好きです(唐突の告白やめろ) (4月25日 21時) (
レス) id: 7e262a9db9 (このIDを非表示/違反報告)
ライト(プロフ) - コモ(=´∀｀)Wさん» ひゃぁぁありがとうございます！嬉しいです泣 (4月25日 21時) (レス) id: 7e262a9db9 (このIDを非表示/違反報告)
おおきゃみ⭐ - うっわあああああ！！！好きだあああああ！！！ (4月13日 10時) (レス) @page14 id: 49f97d4295 (このIDを非表示/違反報告)
コモ(=´∀｀)W(プロフ) - めっちゃ面白いです!アラスターかっこいい‼︎ (4月13日 1時) (レス) @page14 id: e059f57a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライト | 作成日時：2024年4月9日 2時
