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🌹 ⛓🔐 ページ23

「2人だったら酷いことする時にも半分にしてあげるって言っても誰も呼ばないんですか?立ちんぼもう一回やらされても?」

「立ちんぼ……」

「ああ、あれは立ちんぼって呼んでるんですよ。あの体勢。死ぬから最近は電流と併用しかしないんですけど」


──その言葉で、他にも色々──ああ言った行為に種類があることを把握してしまった。怖い。怖くて、監督生と触れ合っている身体が震えるのがわかる。


「……なんでもするから、酷いことをしないでおくれ。他の人にも……ボクにも」

「……」

「キミが望むことをするから……これ以上苦しめないでほしい」

「……うーん、面白いのか面白くないのか微妙なんですよね、それも」


こちらを見ているAは本当につまらなさそうだ。呼吸を取り上げられたくない一心で、上体をAへ預けた。


「……私、ちょっと離席します」

「い、いつ帰ってくるの?この部屋から出てはいけないとかはある?禁則事項は言っておいてくれないと……」

「好きにしてていいですよ。じゃあ」


かちゃん、とドアが閉まった。外から鍵をかける音も──しない。


(……?ボク……)


自由に、なれる?なっていい?

この家の構造はわからないけれど、この部屋だってなんの変哲もない──窓もあるから、出ようと思えば──と思って立ちあがろうとすると、ピリッと痛みが走って、ゆっくりと元の体勢に戻る。


(……ああ、これか……)


鼻の方の管は引き抜こうと思えば簡単に引き抜けると思うけれど──問題は排泄の方だった。両方に管が入れられていて、機械に繋がっている──こちらは感じようとすると異物感がある程度でほとんどなにもないからあまり意識していなかったけれど。


(これ……でも、キャスターがついてる)


無理矢理引き抜こうとは思えなかったけれど、この機械にキャスターがついているから動かすのは簡単だと──とそこまで考えて、自分が全裸であることに思い至った。全裸で、こんなものをつけていて──でも、そんなことを気にしている場合ではない。


(……禁止されていない……から、本当に、今しかない)


腕は後ろ手で拘束されていて使えないし、足もハイヒールであんまり動かないけれど、機械を足で押していけばどうにでもなる、今しかない。こんな──こんな機会があっていいのだろうか?だって、禁止されていたらボクは多分これを試されていると思ってじっとしていただろうし。だから、ボクが動いたとしてもボクは悪くないのに、監督生はそれを禁止していかなかった。

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功徳(プロフ) - コロッケさん» わーい🥰🙌ありがとうございます 頑張ります (11月11日 3時) (レス) id: e0d582f997 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ - 最高です*\(^o^)/*続き、気長に、楽しみに待ってます! (11月5日 13時) (レス) @page29 id: 0002858abd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたし | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月13日 17時

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