あとがき2 ページ32
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この作品は完結致しましたが
もう少しだけお話をしたいなと思い
この場を設けさせて頂きました^^
まずは、この作品のタイトルについてです。
lieとは、「嘘」や「横たわる」などの複数の意味を持ちます。
前者はそのままの意味です。
しかし「横たわる」とは「前に立ち塞がっている」という意味も含みます。
私が今回着目した点はまさにそれでした。
何が立ち塞がっているのか。
様々な考え方があると思います。
日々私たちを阻む沢山の障害物、
時には心の中で葛藤する感情をも
何かを弊害してしまうこと、
それらを作品中に感じて頂けていたなら幸いです。
自分の感情に嘘をついて主人公を守る為に別れを切り出した永瀬くん
嘘偽りを重ね一途に真っ直ぐ愛し続けた平野くん
そして、色々な角度から愛情を受け自分の中の揺れ動く感情に振り回される主人公
私の中のストーリーとしては、主人公は平野くんと離れてみてより一層自分が受けていた愛情の深さ、心の中に残って尚居なくならない彼の存在に気付き、その後永瀬くんとは顔を合わせることはありません。
事故に遭ってから主人公が頻繁に病室を訪れていたのは、好きだからという単純な理由ではなく本当は少しの罪悪感を覚えていたからなのです。
事故に遭ったのは駅前だと書きました。
つまり、主人公が顔を出さなくなってからも永瀬くんは駅前でずっと主人公が来るのを待っていたのです。
事故に遭ってしまったのは、自分が永瀬くんに会いに行かなかったからだと、心の何処かで思っていたが故罪悪感を感じてしまっていたのです。
しかし主人公はそのことに気付いていません。
それらを頭に入れて頂けるとお話に納得して頂けるのではないでしょうか。
これは余談なのですが、
「私、きっと殺されちゃうよ」なんて言葉に平野くんを少し狂気的に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし最後のシーンで彼が友人に放った
「…殺すよ」のひと言。
そこは大して気に留めた方はいらっしゃらないと思います。
つまり、深い意味はなく一種の癖のようなものだと思って頂ければと思います。
中途半端なところで完結としてしまいましたのでその後のストーリーは皆様のご想像にお任せします。
あくまでも上記で述べたのは私の中でのストーリーです。
皆様が納得いく形で解釈して頂ければと思います。
それでは長くなってしまいましたが
最後の最後までありがとうございました。
.
終わり
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みう(プロフ) - umekoさん» コメントありがとうございます^^最初は廉くんオチにする予定だったのでタイトルがそのままになっていました。消させて頂きます。最後までご愛読頂きありがとうございました。 (2020年9月12日 1時) (
レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
umeko(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませていただきました。そして、私も廉くん落ちだと思っていました…タイトルのRen.Nはなくても良かったんじゃないでしょうか？あとがき2を読まなければモヤモヤしたまんまでしたので、ありがとうございました★ (2020年9月12日 1時) (レス) id: 8cd4616c45 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - みうさん» ありがとうございます。後日また一話から読み返してみようと思います。Ren.Nと書かれていたので永瀬落ちかと思って読んでいたという先入観が邪魔をしてしまったのかなと思います。 (2020年9月11日 18時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます^^ながくなってしまいますので後々あとがきに追記させて頂きますので少々お待ちください。最後までご愛読頂きありがとうございました。 (2020年9月11日 17時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - lieというのはもしかして「嘘」と「横たわる」の二つの意味を持たせていますか？完結してもなお煮えきらない感じでむず痒いですが、結局のところはどうなのでしょうか？伏線回収や解説も載せて頂けると幸いです。 (2020年9月11日 16時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2020年8月5日 18時
