ちび溜りボンドはいかが？《水溜りボンド》

dwarf*6 ページ6

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冷蔵庫まで連れて行く為に手のひらに乗ってもらったんだけど。





「待ってこれめっちゃ落ちそう！」





一応男の人だから、と力を入れて持ち上げたものの、

全然予想より軽くてなんだか手で持つのは心許ない。





『肩の方が安全かも。』





そう提案して、乗れる高さまでしゃがむ。





「よい…しょっと、」





…うん、こっちの方が全然揺れない。





『んふふ、肩の方が安全だね』



「…おう」





ん？なんか思ってた反応と違う。





「ちょっとこれ、恥ずい」





落ちないように私の髪の毛をきゅ、と掴みながらそんなことを言う富永くん。

くうぅ、可愛すぎるよ。





『富永くんは、癒しキャラだね』



｢あー！なんでトミー肩乗ってんの！？｣





そんな事を言いながらリビングに行ったらすぐに佐藤くんがぶーぶー。

やめときな、恥ずかしいらしいよ、これ。





「うはは、良いだろー」



『ふふ、ほら、富永くん冷蔵庫』





カチャ、と一人暮らしにしては大きい冷蔵庫を開ければ再び輝く富永くんの目。





「え、めっちゃ材料あんじゃん！

うわーどうしよ！オムライスとか？
いやでも肉と白米でもいいなー。
あ、チャーハンっていう選択肢もある！」





ぶわぁぁ、って喋りだす富永くん。
ごはん大好きなんだね。


佐藤くんとは対象的にぷっくりした富永くんのほっぺが急に触りたくなって、ぷに、って人差し指で突いてみたら





「ん、な、なんだよ」





少し顔を赤らめて反抗されました。



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