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佐久間side
家に帰ったら、阿部ちゃんがソファに座ったまま動こうともしない。
大方、さっきの人と話してて疲れちゃったんだろうな〜。あの人、割りと業界では悪いことしてる人で有名だからね。って、カメラマンの人が教えてくれた。
てな訳で、阿部ちゃんを甘やかそう!!
それはもう、たっぷりの砂糖で、糖度200%くらいには。
え?甘過ぎ??
こうでもしないと阿部ちゃん、癒されないしね〜。
佐久間さん、頑張っちゃうよ!!!
と言ったは良いものの、何すればいいの?
まあ、阿部ちゃんにやって欲しい事聞く所かな。
「阿部ちゃん〜」
「…んー」
動かない阿部ちゃんの所に行ったら、グリグリってされてるからこのまま甘やかしておこう。
うん、考えるのが面倒になった訳じゃないからね?!
「…さくまー…んん」
グリグリってしながら、言うから思わず笑ちゃう。
「阿部ちゃん、佐久間さんは阿部ちゃん専用抱き枕何だぞ!阿部ちゃんの言いたい事いーっぱい言って欲しいのだ!」
「んふふ…ずっとこうして、じゅーでんしなきゃ……」
可゛愛゛い゛ぃ゛い゛!!!
なんでこんなに可愛いんだ!!
いや、本当に。可愛すぎる。
はっ、写真撮ろう!!
グリグリってしている阿部ちゃんに気が付かれないように、そーっと写真を撮る。幸いにもシャッターを切っていたから気が付かれることは無かった。
待ち受けにしてっと…うん、可愛い。
いつの間にか寝ている阿部ちゃん、お疲れ様の意味を込めて優しく撫でる。
頭良いからなぁ〜、色々な事考えて疲れちゃったんだろうね。
とてもじゃないけど、佐久間さんは分からない!ってか、難しくて分からない。
分かろうとも思わないけどね。
こういうのは阿部ちゃんにお任せしちゃってるからなー。
ふふ、でも。
疲れた時はこうしてのんびり出来たら良いね〜。
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作者名:まっくろねこ | 作成日時:2020年7月10日 23時