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佐久間side
康二、こと向井さんが連れてきてくれたのは割としっかりした防音の部屋。
「何か自由に踊って、それを写真にしたいって思ってるんやけどー」
「自由に踊って良いの?!嬉ピーマン!!」
めちゃくちゃ嬉しい!!
気分が上がった状態でダンスをしたからか、いつもよりキレのあるダンスが出来た。
その証拠に康二が、めちゃめちゃええで!って凄く言ってくれる。
余りにも嬉しすぎて、その場でクルリとアクロバットをする。
また、パシャパシャって音がして、更に気分が高揚する。
「うん、良いね」
オヨヨ?
何か上品な人が来たけど、誰でやんす〜?
「お、舘!タクマくんがめちゃめちゃええんよ!!」
カメラを見せながら、熱心に語り始めている康二。
嬉しいけど、恥ずかしいなー。
「佐久間って、ダンスをする時はかっこいいけど普段は可愛い、だね」
「あ、ありがとう?」
「ふふ、ごきげんよう。宮舘涼太です。皆からは、舘様とか舘って呼ばれてるよ」
なんだ、ここは!
アニメの世界に迷い込んだか?って言う位個性強すぎるんだけど?!
舘様とか、どこかの国の国王かな!??
まあ、これからお世話になるかもしれないから挨拶はしっかりしないとね。
「ふふ。2人とも宜しく、であります!」
「もちろんやで!」
「こちらこそ、よろしくね」
舘様、ロイヤルだ。
うん、佐久間さん、確信したよ。
舘様、ずっと付いていきます!!
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作者名:まっくろねこ | 作成日時:2020年7月10日 23時