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阿部side


うん、佐久間に提案した事が今更になって、何を言おうか悩む。
佐久間が寂しい時か。

うーん、
そんな時何をすれば良いか、余り分からない。
いつも佐久間に宥められているから、どちらかと言うと俺が佐久間を宥めることはあまり無い。


あ。
これなら、いいと思う。


「……」

うん、吹き込み完了。
佐久間は喜んでくれるかな??


ご飯食べて、ゆっくりして、お風呂入って。
なんてしていたら、あっという間に、次の日の夜に。

のんびりしていたけど、佐久間は何を言おうか決まっていないらしくうーんと考え込んでいる。
俺のために考えてくれるのは、やっぱり嬉しくなる。

ふふ、愛されてるな。


ちょっと位は自惚れても良いよね?
ダメって言われたら、それはそれで悲しくなるけど。


「阿部ちゃん〜!!出来た!!」

お、出来たらしい。
どれどれ。

「あ、寂しくなった時にしか聞かない!ってルール付きね!」

え、そんなルールあるの?!!
それは佐久間が作った、佐久間独自のルールだけど、何となく従った方が良い気がする。


めちゃくちゃ気になる。でも、佐久間ルールに従わないとね。

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作者名:まっくろねこ | 作成日時:2020年7月10日 23時

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