21 続き ページ23
佐久間side
2人で困り果てている時に、何してんだって声が聞こえた。
「お、照。ちょうどいい、佐久間の悩み聞いてやって。俺、これから仕事だから」
照?
聞いたことないな。
「良いけど。まあ、よろしく。佐久間」
「よろしく、であります〜」
「あ、話した事なかったっけ。岩本照、よく照って呼ばれる」
聞けば、照とふっかは大学時代のバイト先が同じだったと言う理由で仲良くなったらしい。
面白いでやんすっ!
「それで、佐久間は何に悩んでるの?阿部の事?」
「そうそう、阿部ちゃん」
「俺もふっかと同じく、余り話せないんだけどね…。1つ確かな事は、阿部は限界まで溜め込んでも爆発しないから皆大丈夫だって思う。でも、阿部は溜め込んでも限界が分からないから知らず知らずのうちに、壊れている。それを皆が気が付く頃には遅いって事かな?」
「つまり、阿部ちゃんをよく見ておいた方がいいって事?」
「そういう事」
うん、と頷く照にお礼を言ってから、スタジオを出る。
もちろん目指すは家!!
「ただいまっ!!」
シーン。
およ?もしかして、居ない??
よく見たら、書き置きがあった。
何か、まずい気がしてる。
でも、阿部ちゃんの場所分からないんだよね。
佐久間さん、大ピンチ!!!
226人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まっくろねこ | 作成日時:2020年7月10日 23時