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佐久間side



阿部ちゃんがため息を吐いて、それを大丈夫だと阿部ちゃんは誤魔化していたけど何だか大丈夫では無い気がするんだよな〜?気のせいかな??


「よろしくお願いします、であります!」

「佐久間、よろしく」

「ごきげんよう」

皆が挨拶をしてくれて、他愛もない話をしている。
阿部ちゃんを横目に見ると、何だか難しそうな顔をして、話し込んでいた。

どうせ、俺が聞いても分からない事を阿部ちゃんは瞬時に理解して、会話を続ける。それだけでも凄いのに俺と一緒に住んでくれて、感謝でしかない。


「あ、今日のテーマは夏やで!」

「今の時期にあってるでやんす〜」


ワイワイと騒いでいたら、しょっぴーが呼びに来たから後をついて行く。


「佐久間、阿部となんかあった?」

開口一番に言う言葉それ!?いや、確かに何かあったかと言えばあったけど!


「あー、阿部ちゃん、俺の事は基本的に何でも知ってるんだけど、俺は阿部ちゃんの事余り知らないなーって思って」

「そういうのはふっかに聞けば教えてくれるから、これ終わったら聞いてみたら?阿部に怒られると思うけど」

「そうする!しょっぴー、ありがと〜」

ふっか、って確か阿部ちゃんの大学時代の友人だった気がする。
確かになにか知ってそう。


でも、怒られるって言ってなかった?
好奇心には勝てないから聞いてみるに限る!!

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作者名:まっくろねこ | 作成日時:2020年7月10日 23時

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