今日も絶賛猫かぶり

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『うわっ，スッカラカン…』





いざ冷蔵庫開けてみると中身はほぼゼロ





最近忙しかったから買い物するのすっかりサボってしまった






『………….しゃーなし，行くか』






髪の毛は下ろして，服は…この7部袖の深赤のパーカーと黒ズボンでいっか






『あ”ーダル』







そう言ってAは財布やらその他必需品を持っていき，パタンと扉を閉めた







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in百貨店(デパート)





『お，ラッキー，卵が98円』





あ，牛乳も買わなくちゃ…あとゼリー飲料(鉄分)も…






マジでこんなになるまで買い物サボるんじゃなかった






絶対これ大荷物になるでしょ






『はぁ…これで充分か。あと帰りに上に行って牧s…若山にいつものお礼としてこの前欲しがっていたチョコレートでも買うか』






彼奴甘いもの好きだからな






確かここにあったよな？地下2階の…ここ地下一階だからこれを買い終わった後速攻で行こ






「あ，ねーママ！あの人髪の毛なっがーい！サラサラしてて，まるでジャ◯ミンみたいにきれーい！」






「そうね……ってそんな大きな声で言わないで！確かに綺麗だけど指差して言っちゃだめよ？」







『……………』







え？今こっちに指さしたよね？後ろに誰もいないし…






『綺麗…か』






髪の毛の手入れはかなり丁寧にやっているし，自分の髪の毛だけには自信があった





12歳から髪の毛を一切切ってないからなのか，髪の毛は太ももぐらいまでになっている






これからも切るつもりはないし，もし切る日が来るのならばそれは私の髪の毛を売る時だ






『ってそろそろ会計いこ』






カゴの中はもういっぱいになったし，早く行かなきゃな






「はい，合計8680円です」






『ん』





予算よりも少し浮いた。ラッキー






本来なら10,000円を予定しといたから1320円浮いたってことか





可もなく不可もない金額だな






『まぁちょっと得したけど』






にしても最近の百貨店，進化してんなぁ





いろんな店があるし






「えへへ，こっちですよぉ！」




「美鈴さん，うれしそうですわね」





「はぐれないように気をつけるんだよ」






そうそう，知り合いの声も…………ん？知り合い！？







くるりと後ろを振り返ると，そこには探偵社の女子群がいた

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