今日も絶賛猫かぶり

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たまに，今日は本当にこんなことをしたくないと気分が乗らない日はあるだろうか






私はある，今だ，現在進行形で今だ






美「Aちゃん！この仕事…」





『嫌だ帰る！』





あとちゃん付けで人の名前呼ぶな，気色悪い





太「まぁまぁ，そんなこと言わずn」







『今日は絶対に帰る！たとえちょっと今から地球に隕石が落ちてきてこの事務所だけが安全だとしても！！』






太「そんなに？」






パタン！と強めにノートパソコンを閉じてカバンを持って事務所を走るかのように出た





今日残業してたまるか，何のための“定時”なんだよクソが！






今から家に帰ってすぐに寝る，ただそれだけだ！





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Aがいなくなってすぐの事務所は…





敦「足はや…」





谷「そんなに仕事したくなかったのかな？」





牧「A，そろそろ残業に嫌気がさしてきたか…」





美「ふ，ふぇ…」





太「あぁ、泣かないでくれたまえ。君の可愛い顔が台無しだろう？」






美「こ，こんな仕事できない…朝までかかっちゃう！」






国「なら仕事の量を減らすか？」





美「う，うん…」





牧「いやこの量の倍の仕事をいつもAはこなしてるんだよ(さぁて，僕も仕事しよ)」





美「ふぇ？」





牧「あ」




牧水，建前と本音が逆になる




美「ひ，酷い……それじゃあ私が頑張っていないかのようじゃない…


いっつもいっつも牧水君はAちゃんのことばかり！」





牧「………………うん，そうだね☆」





太「そうだねぇ，牧水君。君はいつも彼女といる。たまには彼女以外も良いのではないか？」





与「そうだよ。アンタと石川だけだよ，美鈴と仲良くなれてないのは」






牧「えっと…だって僕Aと幼なじみだし，一緒にいるのは当たり前でしょ？」






乱「へぇ，やっぱりそうだったんだ。あの距離の近さと仲の良さからうすうす気づいていたけど」





牧「だから探るなっつってんだろジジィ」






乱「だから僕まだ26歳」





美「もう…！だから私に少しかまってよ！」






牧「え？構う？仕事とかまっていれば？そしたらAのストレスと胃に開く穴が減る」






美「っ……」






国「おい小僧，それ以上言うと黙ってられないぞ」






すると牧水は少し黙り込んでじっと皆の方を見た






牧「じゃあ皆さんは，Aの日常を知ってます？」

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