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谷「えっと……おいくつなんですか?」
『…….…はい?』
谷「(ほら,やっぱり無理ですって!)」
そう目線で訴えながらチラリと太宰達の方を向く
ちなみに彼は今何しているかと言うと,Aの年齢を聞いている
武装探偵社他にも色々と方法を試そうとしたが,結局は素直に聞くことにたどり着いてしまった
『それ,あなたに教えなくても仕事に支障が出ませんよ?ほら,この話は終わりです』
谷「(矢張りこうなるか…)」
乱「いやいや,大ありさ」
おっと,ここで助け舟に乗ってきたのが江戸川乱歩
乱「ほら,君が年上か年下かわからないと僕たちも言葉遣いや扱いに困る。それに年齢で振り分けられる仕事も違うからさ」
『………なるほど,貴方の言うことにも一理ある。
あまり乗り気じゃなかったから教えなかったけど…矢張り教えたほうがよかったのか』
谷「(乱歩さんナイス!)」
太「(さすが乱歩さんだ)」
実際,Aは年齢は話した方が良いかと思ったが“どうせ皆は自分のことには興味がない”と思ってるだろうし…との事で話さなかったのと,話してもそこまで仕事に支障が出ないからである
『18歳。18歳ですよ,谷崎さん』
谷「えぇ!?同い年⁉︎」
敦「(え?同い年?)」
『そうですよ。はい,話はこれで終わりです。仕事に戻りますね』
谷「あ………」
Aは厚い書類を抱きかかえながらデスクに向かってまたPCの画面を見た
乱「見たところ,人と関わりを持とうとはしない主義だね。こんなすぐに終わる会話を始めてみたよ」
国「こりゃ今まで情報が全然出てこないわけだ」
太「で?あの子の異能力の有無…だっけか?どう思う?」
乱「ふっふっふ!こういう時に僕の能力の出番なのだよ!」
そう言って乱歩は眼鏡をかけ,“超推理”を使用する
乱「お,あるみたいだね〜」
国「なに!?彼奴にもそんなものが⁉︎」
敦「一体どんな異能力ですか!?」
乱「えーっとねー……きちんとは見えないけど…敵に回したらかなり厄介な異能力だ。人を一瞬で殺せる」
太「!……これはこれは…」
谷「あの〜…思ったんですけど…」
乱「ん?なんだい?」
谷「今までの情報,乱歩さんの“超推理”を使えばよかったのでは…」
「「「あ」」」
大切なことを忘れていた武装探偵社
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雨曇り侑(プロフ) - 椛さん» 嗚呼,それはオリキャラ達の口調の例?みたいなものです! (2022年3月25日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
椛 - あの、、、設定2にあるサンプルボイスというのはどういった物なのでしょうか? (2022年3月25日 20時) (レス) @page2 id: 9bee9bd17c (このIDを非表示/違反報告)
テンプラさん(プロフ) - うん…白風ちゃん。本格的に嫌いになってきた。まぁ悪意なしっぽいけどね!!! (2021年12月19日 0時) (レス) id: ac3994717f (このIDを非表示/違反報告)
あの - 牧水。救世主。神。探偵社夢主以外でド正論言える人。と読んでて思いました(^^) (2021年12月15日 19時) (レス) @page48 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 白風、、、こいつもう悪女だろ!?自覚なしの悪女じゃん!!つーかそのねっとりボイスがいいんでしょうが!!何で分からないの!?馬鹿!?あっ馬鹿だった、、、(((いやおいおい (2021年12月15日 17時) (レス) @page48 id: 108e4cfb5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2021年11月23日 17時