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ページ13

『………………』





ナ「寝て…らっしゃるのかしら?」





太「どうやら,昨日一晩ここで寝ていたらしいね」




谷「あぁ……」






翌朝,Aの周りには社員たちが立っていた





周りから見ると,そう。何かの儀式が始まりそうな感じだった






牧「んー……あ,空飛ぶお金!」






『……………』






牧「ここまでくると重症だね」





与「ん?それはどういうことだい?」





牧「あー…実はですね,Aはお金が大好きで…もうお金を集めることだけが生きがいって感じで,“命とお金どっちが大切?”って聞いたら即答で“お金”と答えるほどで」





与「は?」





宮「お金って…そんなに大切なんでしょうか?」





Aにとっては自分の命よりも非常に大切だ





国「今寝ている…と言う事は顔見れるのではないか?都合の良いことに顔布も今はずしているらしいからな」





国木田が指差す方にはきれいに折りたたまれた黒い布が置いてあった






敦「あ,本当だ…!でも,誰が見るんですか…?」






「「「…………………」」」






いざ実践しようとすると少しためらってしまう。これが武装探偵社






ナ「じ,じゃあナオミが皆さんの代わりにやりますわ!」





ここでびしっと手を上げたのがナオミ





ナ「でも,途中で起きないかしら?」





江「大丈夫大丈夫!それに今やらなかったらチャンスが来る日は遠くなるよ〜」






ナ「っ!い,石川さん失礼いたします!」





ついにナオミはAの顔に覆い被さってある帽子を剥ぎ取った





ナ「……っ!?」






ぽすっ





だがその0.1秒後,すぐに戻した






谷「え⁉︎ナオミなんですぐに!?」





ナ「……んでもない……」





敦「え?」





ナ「とんでもない顔面国宝が隠されていましたわ…」





ナオミは真剣な顔でそういった





美「え!?そうなの?じゃあ私も見たい!」





美鈴がAに向かって手を伸ばしたところ…





パシッ





美「へ?」





『朝からうるさい……』





どうやら石川Aが起きたようだ





美鈴の右手をつかんでいた左手を離し,帽子で顔を覆い隠しながら椅子ごと窓方面を向いた






『あぁそっか,昨日はここで寝てしまった…』





そして帽子を自分のデスクの横に置く





そう,帽子を置いたのだ





つまり____





今顔を隠しているものは何一つないのだ

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雨曇り侑(プロフ) - 椛さん» 嗚呼,それはオリキャラ達の口調の例?みたいなものです! (2022年3月25日 21時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
- あの、、、設定2にあるサンプルボイスというのはどういった物なのでしょうか? (2022年3月25日 20時) (レス) @page2 id: 9bee9bd17c (このIDを非表示/違反報告)
テンプラさん(プロフ) - うん…白風ちゃん。本格的に嫌いになってきた。まぁ悪意なしっぽいけどね!!! (2021年12月19日 0時) (レス) id: ac3994717f (このIDを非表示/違反報告)
あの - 牧水。救世主。神。探偵社夢主以外でド正論言える人。と読んでて思いました(^^) (2021年12月15日 19時) (レス) @page48 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 白風、、、こいつもう悪女だろ!?自覚なしの悪女じゃん!!つーかそのねっとりボイスがいいんでしょうが!!何で分からないの!?馬鹿!?あっ馬鹿だった、、、(((いやおいおい (2021年12月15日 17時) (レス) @page48 id: 108e4cfb5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2021年11月23日 17時

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