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ー全然大丈夫じゃないのになんでそんなこというの？ー
『！』
ー本当はみんなからこんな扱い受けて悲しくないの？ー
『悲しいわけないじゃん，もうあいつらなんてどうでもいいから』ﾆｺﾘ
ーこの愛想笑いもなんか疲れちゃったー
『！違，俺は！』
ー悲しい，苦しい，助けて！ー
『違う違う！俺はそんなことなんて！』
ーいつまで自分の心に嘘をつくの？ー
『嘘なんてついてない！俺はただ！…イタ！！』
するといつもの頭痛が来た
ーほら，いつも無理をしているからこんな風になるんだよ？いつまで自分をー
『黙れ黙れ！俺は！』
俺はがむしゃらに近くにあったカッターナイフを持ち，自分の手首を切りつけた
ー痛い！痛いよ！ー
『うるさい！その口は今すぐ閉じろ！』
その後も俺はこの声が黙るまで自分の手首を切りつけた
ー…もういいよー
そしてやっと，この声がおさまった
『ハア，ハア…』
突然大声を出してしまったのか息切れをした
あ，ちなみに今のはたまに聞こえる俺の心の声
ほんのたまに聞こえる
いつも俺自身も思ってもないことを言うからそういう時は手首を切りつけて黙らせている
ほら，サーカスで動物が言うこと聞かなかったら鞭で叩くでしょ？
それとおんなじ♪
『ハア，後始末をしなきゃなぁ』
そう言いながら俺は血まみれになった自分の手首とポタポタと滴る血液が付いた地面を見た
グ「ふな〜？A，こんな夜中にどうしたんだゾ？」
するとグリムがやってきた
俺は素早く血液がついた地面と手首を隠した
『あ，嗚呼ちょっと宿題をやってて…』
グ「そうなのか？じゃぁ俺はもう一回寝てくるからがんばるんだゾ〜」
バタン！
『…フフ♪グリムだけは全然つまらなくないね〜』
でも先輩たちも本当にツマラナクなった
『あ〜時計が0時を刺した…』
すると鳩が時計の窓から出てきて，無機質な音を立てながら泣いた
『…またツマラナイ1日が始まる…』
そう言って俺は無気力な目で何も知らない顔で出てくる鳩を見た
ポタンポタン
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みづき(プロフ) - またとんでもない神作品に出会ってしまった、わたし的にハッピーエンドとバッドエンドならハッピーエンドのほうが泣きました！！ (1月16日 15時) (
レス) @page49 id: 11b86a55d5 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ - めっちゃ泣きました。これからもこのような作品を作り続けてください (2022年12月28日 11時) (レス) @page49 id: c446d0bf5d (このIDを非表示/違反報告)
るる - ちなみに私はバットエンドの方が好きです 連続失礼いたしました (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 神作品ありがとうございます！！！！！ (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
るる - グリムめっちゃ良い子……！！！！！ (2021年7月20日 16時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 x他1人 | 作成日時：2020年10月14日 21時
