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＿＿＿翌朝＿＿＿
『なんかもう……慣れたな，この部屋も』
ベッドの上で煙草を咥え，白い息を吐きながらAはそう呟く
むしろ実家のような安心感を抱けるようになって来た
『さて，もう一本……あれ？ない，』
まぁ……そりゃあ毎日吸ってたら減るもんは減るけどさぁ……しょーがない骨董品店に行こ
そしてAは立ち上がり，白衣を纏った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『さて，煙草，煙草っと……あ，あったあった』
煙草に手をつけ，Aは白衣に煙草をしまおうとすると…
上「森璃か？」
『！』
その声にAは煙草を光の速さで懐に入れた
上「今，お前たちは食堂で食事をしているかと思ったが…」
『金城さん達ですか？それは知りませんよ，昨日私も部屋から出ていきましたから』
上「……そうか，少々意外だな」
『私もだって貴方が出ていくことに驚きましたよ』
そう言って綺麗に笑うAに上原も僅かに笑いをこぼす
上「やはりお前はどこか懐かしい感じがする，不思議なものだな
あぁ，そうだ。先日此処で面白い物を見つけて……数学者であるお前なら使い道があると思うが…貰ってくれるか？」
すると上原は古びたコンパスみたいなものを差し出した
『！？そ，それって………数世紀前の有名な数学者が使っていたと言われるコンパスじゃないですか！！』
するとAは嬉々とした声を上げながらコンパスを握る上原の手を取る
『なんでそんなものが此処に……いやその前にコレを生で見れてしかも至近距離にあるなんて……夢みたい…！』
上「……森璃，お前そんな表情もできたのだな」
『え？あっ……すみません，つい…』
いつもの落ち着いた笑みではなく，まるで好きなおもちゃを見つけた子供のようにはしゃいでいたAはかなりレアだっただろう
『こんな素晴らしいものを…も，もらっちゃって…良いんですか？』
声を震わせながらそう問うAに上原は頷く
上「私も数学は好きだがやはりこういうのは超高校級の数学者であるお前が持つべきだ」
『上原さん……いつか絶対にお礼をします』
目をキラキラとさせながらコンパスを見て，Aはそういう
上「嗚呼，楽しみにしている」
すると，この空気を壊すかのようにチャイムが鳴った
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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ，その方の作品なら私も読んでいます！確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね？でも，ご報告ありがとうございました！ (2022年10月6日 15時) (
レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる？って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2022年8月23日 0時
