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『やはり貴方も,ですか』




牧「うん,気づいたら教室にいてさぁ……希望ヶ峰学園のサプライズにしては大掛かりすぎるよね」




何やかんやここで出会ったのも何かにご縁ということでAは牧と2人で元いた玄関に向かうことにした




『サプライズ,ですか』




そう言うとAはくるりと後ろを振り返り,さっきから何十も見た監視カメラに目線を合わせる





『(犯罪が起こるのはほぼ確定だけどここまで厳重に監視するものか?おまけに窓の全てが鉄板で防がれていたしピッキングとかそんなモノで解除できるものではない
それにやっぱり他の人はサプライズと捉えるか…)』




そしてAはまた考え込む




牧「にしてもさぁ……森璃って綺麗な髪してるよね,シャンプー何使ってんの?」




『え,』





考えている時に突然斜め上の質問が来たため,少し固まるA





牧「いや本当に!髪の毛めちゃくちゃサラサラだし髪の毛の動き方もなんか…こう!凄くイイ!おまけにツヤもあるしなんか凄いいい匂いがするし……え,こんなシャンプーの匂いあったっけ?」





『一応,生まれてからメ◯ットしか使っていませんけど…』





牧「(あれ?メリッ◯ってこーんな匂いだっけ?)」





『でも髪の毛の匂いって自分ではわからないものですね』





そう言ってAは自分の髪の毛を1房すくい軽く匂いを嗅ぐ





『(……うん,無臭)』




人間は自分自身の匂いには気づかないって言うけどそれは本当らしい





Aはそう思うとパッと髪の毛から自分の手を離し,教室を見渡した




『(……気持ち悪い)』




建物の構造が黄金比どころかさまざまなところがばらついており,教室の配合も可笑しい。





普通の人ならばなんとも思わないであろうこの建物の構造を,超高校級の数学者であるAとしてはどうしても気になってしまうものだ





『(にしても肩が重いな、)』





そしてAは肩を摩りながら牧と玄関に着いた





牧「お,揃ってる揃ってる」





『(け,警察野郎か)』





警察と目が会いそうになったのをAはすぐに目線をそらすことで回避した





『(取り敢えず目立たない事はしないようにしよう)』





そしてAは一歩後ろに下がるなり部屋の全体を見渡した





『(物を置く配置が不愉快極まりない……コレ,自分なおしちゃダメか?)』




じっと置き物を見た後,Aはゆっくりと天井を見上げて自分の世界に入った

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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ,その方の作品なら私も読んでいます!確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね?でも,ご報告ありがとうございました! (2022年10月6日 15時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる?って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年8月23日 0時

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