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『(上原の奴，なぜか気配も感じなかったしどこかであった気がするし……あいつ一体何者なんだ？)』
そう考えながら角を曲がると
「うぉっと！ちゃんと前を見て歩けよったく……」
『おっと……すみません，ちょっと考え事をしていまして……えっと……』
「………………」
『………………』
「…………………」
『……………』
暫くとある男子生徒の顔を見て首をかしげてると，次の瞬間Aは次の言葉を発した
『えっと…………誰でしたっけ？』
「は？ま，まさかこの俺を忘れたと言うのか！？」
『なんていうか……初日であなたを見た時，反応がありきたりというか……ある意味人間味が非常に出過ぎてるというか…』
「んだよそれ！逆に俺目立ってただろうが！」
『見た目だけで判断すると目立ってましたけど反応がデスゲームでよく出てくるモブすぎてあんまり印象には残りませんでしたね』
いやぁすみません！とものすごくいい笑顔で言葉を放つA
「俺は比嘉光弘！超高校級のサッカー選手！これで覚えたか森璃！」
『………あーそんな名前だったような……まぁ改めてよろしくお願いします，井田さん』
比「比嘉だ比嘉！」
うわぁ何こいつ。超面白い
ちょっと精神さえ崩せば簡単に操れそう
『………ﾌｯ』
比「お前っ…！」
真顔でふいっと顔をそらしながら軽く鼻で笑う
『冗談ですよ，冗談。超高校級のサッカー選手が思ったよりも振り回されてそうな性格でちょっと面白いなと』
比「ソレ褒めてんのか？」
『親しみやすいと受け止めていただいて結構です』
比「ふーん……つーかお前もスレで見た“超高校級の数学者”とかけ離れていてびっくりしたわ」
『……と，いいますと？』
比「分厚い眼鏡かけてて，ガリ勉で友達1人もいないタイプかと思ってた」
『単純な発想ですね』
比「しっ，仕方ねぇだろ数学者とかよくわからねぇし！」
『それになんなんですか友達1人もいないって，私友達くらいは……まぁ……たくさんいるわけでは無いですけどちゃんといますから！』
比「いや……お前は……ねぇだろ」
『は！？少なくともあなたの15倍はいる自信があるんですが！』
比「残念だな！俺は友達なんていないから結局15倍にしても0人だ！」
『うわっ……それ自分で言ってて悲しくならないんですか？』
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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ，その方の作品なら私も読んでいます！確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね？でも，ご報告ありがとうございました！ (2022年10月6日 15時) (
レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる？って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2022年8月23日 0時
