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『へぇ……』
チッ,あのクソアマジャラジャラめんどくさいものつけやがって…
恐らく彼奴の死体の横を通り過ぎるときに拷問中に椅子の足に付いていた髪飾りの花弁がズボンに付着したのだろう
『で?だから私は彼女に何かしたとでも言うんです?』
青筋が立ちそうなのを収め,いつものように淡々としゃべるA
太「おやおやおや……君,さっきよりも死体の匂いが強くなったねぇ,それはなんでだい?」
太宰はコツコツとわざと靴音を鳴らしながらAに近づきながら匂いを嗅ぐ
国「なっ……石川,お前真逆!」
『ああ,そんなに興奮しないでください!
あなたたちの為と思って私はこんな嘘をついたんですよ……?
だから今から本当のことを話しますよ,彼女は私が気づいたときには死んでいました。
それを聞いたななたちはきっと取り乱すから嘘をついて後で伝えようと思ったんです』
無論此れも嘘である
太「ふぅん……」
太宰は疑う様な冷たい目でAを見た
野「えー……コホン,そろそろ本題に入っていいですか?」
横を見ると退屈そうに頬杖を立てている野村が
国「!お前,いったいなぜこんなことを…!」
野「良い質問です!それはですね……どうしても我ら蟒蛇で活躍していただきたい人間が1人いるんですよ!」
敦「なっ…!」
国「そんなのだめに決まってるだろう!」
野「あ,そんなに嫌でしたらいいんですよ?そのかわりあの2人は……ドッカーーーン!!」
「「「!?」」」
突然大きな声を出す野村に驚く3人
野「と,宇宙の果てまで飛んで行きます☆あ,魂は空の上かもしれませんね」
太「へぇ……つまり探偵社の一員を此処に連入れるかあの2人の命をなくすか…
この2択を選べと?」
野「まぁ簡単に言うとそうですね」
そう言って野村はニヤリと笑った
野「ま,入れたい相手はもう決まっていますけど☆
いいじゃないですか,どうせあなたたちあの方のことをちゃんと見ていないし」
敦「それって一体どういう……」
野「本当にかわいそうですよねぇ…」
すると野村は哀れみの目になった
野「毎日毎日働いて働いて,あんなに頑張っているのに誰も見てくれない、認めてくれない…
あの方はあんなふうにした探偵社はなんて酷い!私は許せません…」
国「は,はぁ?」
国木田は野村のいう言葉に片眉を下げた
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黒灰白有無%(プロフ) - やっぱ何度見ても良い話!夢主と思考が同じ過ぎて惚れました 若山夫婦超好きですお幸せに 白風はマジでスッキリしました!!物語も凄く凝っていて面白いし感動しました何度も読みに来る程大好きです!絶対又読みに来ます其の内暗記します笑是からもずっと応援しております! (7月7日 5時) (レス) @page32 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
文スト黒バス東リベ推し - いやー社蓄で幼馴染みだけで心を支えてた人が幼馴染みから恋人に変わるっていいね (2022年6月4日 14時) (レス) @page28 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白 - 一から何回も何回も読み返しました!面白く素敵、感動的な話しで凄くお気に入りです!2人とも、結婚おめでとう😊末長くお幸せに、これからも応援させてきただきます! (2022年2月24日 6時) (レス) @page32 id: 6878d1877a (このIDを非表示/違反報告)
Neko(プロフ) - 壱から全て読みました!!!!ほんっっっっとうに語彙力吹っ飛ぶほど大好きです!もう結婚式が脳内再生されている。はぁ。もう幸せになりやがれ。(すみません)リアルで最後泣きました。本当にありがとうございます!!!!!! (2022年2月5日 6時) (レス) @page29 id: 406fb82a7d (このIDを非表示/違反報告)
amane(プロフ) - 一話から一気読みしてきました〜!とても面白かったです!!元石川ちゃん、若山くんお幸せに! (2022年2月4日 3時) (レス) @page32 id: 9f53b410f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年1月2日 23時