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「む,武者小路ちゃん?いつも私たちの仕事やってくれてたじゃん?ね?」





「そ,そうよそうよ!これくらいできるよね?」





“できるできないの問題ではなく私がやりたくないんです。私は私自身の仕事を全うするだけです,貴方方はあなた方の責任を全うしてくださいこの給料泥棒が”





「なっ….!」





「と,取り敢えず!!よろしくね!」





“嫌だと言ってるだろうがこの老害が!!”





「はぁ!?私達二人はまだ29歳よ!」





“……アラサー……しかも10歳年下に仕事押し付けて何が楽しいんですか?”





「うぐっ……もう良いわよ!!」





「行きましょ!」





そして二人はパタパタと走っていった





敦「あれ…?あの人あんな性格なんですか?」





国「い,いや……本来ならもっと気弱な感じだが……」





『……………』





すとん,と気分を落ち着かせたAはおぼつかない足でトイレに向かった






___トイレ___





『…………!!!』




個室に入った瞬間Aの異能力の効果が切れた





『あ……あぁ……!!』





ほんのわずかに残っている記憶が,Aの顔を青くさせた






『やってしまった……どうしようどうしようどうしよう…!!』






「でさー……まじでやばくない?」




「それなー」






すると他の事務員達がトイレに入ってきた




『!(い,息を殺さなきゃ……)』






「今日さぁ,武者小路に老害って言われたんだけど!!マジであり得なくない?」




「うわぁ,彼奴気が弱いし仕事が地味に早くから仕事押し付けられて思ったのにぃー」





「まぁ,春野とナオミ以外の事務員の殆ど武者小路に仕事を押し付けてるよね〜♪そのおかげで給料,そこらの企業よりも高くてラッキー!あいつほんと便利だわ」






『は……?』





今まで,そんなふうに思われていた…?




ふざけんな,私が今でどういった思いで此処一年半がんばってきてると思ってるんだよ





「じゃ,いこっか」





複数の足跡がトイレから出た後,Aはペタンと床に座り込んでいた





『っざけんな…!!!何で……何で……!!』





声が震えて上がり,地面にポタポタとシミを作る





『私は……ただ定時で帰って普通に暮らしていきたいのになんで……!!』





その瞬間,Aの何かがプツンと切れた

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暁月臨(プロフ) - え、、、あの、、、完結ですか、、、??、、、、出来たらこれかも更新してくれたら嬉しいです!!この作品大好きです!応援してます!! (7月2日 1時) (レス) @page30 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
あると。 - やばいですすごいです!面白いです!更新頑張ってください! (2022年9月26日 15時) (レス) @page30 id: 13f95ce4a6 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - この作品って此処で完結なんですか・・・?できればまた更新してほしいです!文ストアニメ四期が終わるまでは絶対待ってます! (2022年9月12日 19時) (レス) id: ee0c8201a9 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - 今宵さん» まだ完結していません!明日更新する予定ですので! (2022年3月13日 22時) (レス) @page27 id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
今宵(プロフ) - え、これってもう完結なんですか? (2022年3月13日 22時) (レス) @page28 id: be39024053 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年1月1日 3時

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