6年過ぎたら死ぬしかない

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乱「ふぅん……ねぇ武者小路｡このルービックキューブをもとに戻して？」





“ルービック…キューブ？”





突然目の前に現れて差し出されたのはバラバラの色のルービックキューブだった






国「乱歩さん？これには一体どういう…」





乱「まぁいいから。ほら，いいからやってみて」





“あ……はい…”





結局私の意見は無視ですかそうですか





人権もクソもない私に幸運の女神よ，微笑んでください……






そう思いながらAがルービックキューブを手をつけた瞬間






“はい，これでどうですか……？”






谷「ぜ，全然見えなかった…」





宮「おぉ……やっぱり都会って凄い！」





ナ「は，早すぎますわ.…」





こう見えてルービックキューブを元の形に戻すの得意なんだよね……人生に全然役に立たないけど





乱「君，普通の1人より頭はいいよね｡タイピングする時も目に見えない速さだし」






“いやいや，全然そんなことありませんよ！寧ろたったこれだけの能力かよって感じです……
皆さんと比べたら私なんてただのミジンコ…いやミジンコに失礼ですよね……すみません……”






乱「そして君本当にネガティブ！それ直したら？あと前髪邪魔！しゃべれるんだったらちゃんと喋って！」






“す，すみません…”





なんで仲良くもない人たちからこんな風に言われなきゃいけないんだ……






福「……武者小路よ，今から社長室に来い」






“え……？”






あ，遂にクビ？いやそうですよね私のような人間なんて社会のゴミ……いやそれ未満の存在だし…





は…ははは……泣きたくなってきた





ナ「(負の，負のオーラがこっちに来てますわ！)」






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福「武者小路よ，お前に言いたいことがある」





“あ……クビですか？そうでよね，いつかこうなるとは思ってましたよ……
すみません，これでもかと言う位に役に立ってません…むしろお荷物でした…
この会社に入社してきてすいません…生きていてすみません…生まれてきてすみません…”





福「い，いや別にそういうことではなくてだな？

最近……いやずっと昔からお前の残業の比率が非常に高いのだがどういうことだ？」






“へ……？”






福「代わりに他の事務員の残業率が非常に少ない…いや0といっても構わないぞ？」





“えっと…それは……その……”






Aはそっと目を逸した

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