ー魔法屋ポプル－魔法屋と不思議少女謎少年 (ページ6)

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賑やかなお茶会ページ6

？？？「ふぅー、美味しい！この香りはアールグレイですね～」

レオ (ダージリンなんだけど)
心の中でつぶやいたものの口にはしなかった。

ティータイムは、レオがグレンさん(執事)に作らせたお菓子をいただいた。

？？？「グレンさんも大変ですよねー。レオに仕えて」

レオ「・・・・・・。」

本人も自覚しているのだろうか・・・・・・？

ポプル「まだお名前を聞いてませんでしたね」

ポプルは紅茶を飲み干すと突然現れた少女にたずねた。

？？？「あ、これは失敬。名乗るのを忘れてました」

一息つくと名乗り始めた。

　「僕は、魔女レンア。主に炎魔法が得意です！」

胸を張り堂々とした面持ちで行った。

ポプル「えーっと、『僕』？」

今まで、僕っこに出会ったことのないポプルは戸惑った。

レオ「慣れろ」

伏目でつぶやいた。そして、レンアに聞いた。

レオ「で、何用？」

レンアは、レオに向き直ると。

レンア「実は、あなた方にお願いがあるの」

ポプル「あなた、がた？」

レンア「もちろん、レオ君に頼むつもりで来たんだけど、やってくれそうにないし」

レオ「無いね」

即答だった。

レンア「・・・・・・レオ君がここに居ると聞いて好都合だと思ったのです」

手を組み、ポプルに詰め寄る。

ポプル「え？え！？」

そして、キラキラした目でレンアは言った。

　「お願いします！私と共にこの人を探して下さいっ」

ポプル「へ？」

続けてレンアが責める。

レンア「『カイト』といいます！お願いです」

レオ ( また、やっかいなことになりそうだ・・・・・・ )

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by 実希