来客 ページ45
白「てことでーAがそっちに行ってるよね♪」
正「なんでですか！！僕一人で十分だと…！」
白「うーん、そうなんだけどね。Aが自主的にボンゴレと戦うなんて言ってくれたの初めてなんだ
どうしても、雲雀恭弥と戦わせたくって」
白蘭サンは無邪気に笑う。ゾッとしたが、そこはいつものことだ。…Aさんの腕に偶然注射痕を発見した時は息が止まるかと思ったが
白「だから、日課として注射、よろしくね？でもそれ以外で触んないで」
正「………わかり、ました…」
ぐっと握り拳を作り、通信を切る。後ろにはAさんがたっていた。
仕方ない……計画とは想定外だが、雲雀恭弥の言っていたことを信じよう
「入江」
正「は、はい。さっそくだけど今夜、ボンゴレのアジトへ突入しに行きます」
実際は早くアジトが見つかった場合に備えたボンゴレの罠なんだけどね…。というか、せっかく頑張ってフリをして突入せよ！！と言った時に信じられないタイミングで入ってきたなぁこの人…
正「そこの統括として行ってもらえませんか」
「わかった」
ごくごく素直に頷く。というより…不気味に近い、無関心。本当に意志を持って、ボンゴレを倒しに来たのか？
「入江」
正「はい」
「しろと会う前、私って何をしてたの」
手が止まる。呆然として立ち尽くす僕と違い、Aさんは髪を切ったことで手につけられたシュシュを見つめている
「本当は、それを聞くためにここへ来た
しろは教えてくれないから、貴方が教えて」
なるほど。情報源として、頼りに来たと
だが…迷った。僕の口から出た真実で、この人が元に戻るとは到底思えない
ふとキラッと何かが僕の視界に映った。
水晶のように透明な、Aさんの中指に嵌められた指輪
7³の為のボンゴレリング…の、筈なのだが。何故かAさんの指輪は10年前から他の守護者のものとは形状が異なる。何故かは…知らないけど
『アレは僕が咬み殺す』
冷たく言い放ったあの時の顔を忘れてはいない
『…Aに、誓ったんだ。例え今のAが、抜け殻だとしても』
正「……じゃあ、その任務が終わったら。全て、話します」
「…そう」
雲雀恭弥が言った抜け殻は、覇気のない蘇芳色の瞳を閉じた
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雛。(プロフ) - 黒猫♪♪さん» 黒猫様、ごめんなさい…(´･ω･`)前回の更新からだいぶ間が空いてしまいましたね…気を付けます (2018年12月24日 9時) (
レス) id: f844b188b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - 待ってました！更新ありがとうございます！！ (2018年12月20日 10時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - 過去を持ち込んでくるとはｯ!!本当雛様神……これからどうなるのか楽しみにしてます！ (2018年8月23日 19時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
雛。(プロフ) - 黒猫♪♪さん» 雲雀さん小さい頃の旅行の時、夢主とやった約束をずっと守り続けていたのに夢主自体がいなくなってしまって迷子のような気持ちですね…(´・ω・｀) (2018年8月23日 18時) (レス) id: 420098c989 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - あぁぁぁ！！ひばりさーーーーーーん！！！！！ (2018年8月22日 7時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀条雛
作成日時：2017年8月12日 23時
