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「え、朗希⁉ 練習は⁉」
佐々木「ちょうど休憩がてら、短冊見たくなって。Aは?」
「今、短冊吊るし終えたとこ。」
佐々木「そうなん?どれ?」
「あ、これ。」
佐々木「…ははっ、俺らのために願い事使ってくれて、いいのか?w」
「い、いいの!」
佐々木「そっかw ありがとな。…こうやって改めて見ると、綺麗だな。」
「そうだね。皆の願い事、叶うといいね。」
…あ、もしかして。
渡すタイミングって、今?
これも、何かの縁なのかもしれないな。
「あ、のさ。…これ。」
佐々木「え、俺に?」
「うん。これは、朗希に渡したかったから。」
佐々木「へー…っ!これ、マジで…?」
「マジ。これは、私のことも含めた願い事。」
朗希に渡した短冊に書いた願い事は、『朗希を支えていけますように。 A』
「これからも、朗希のファンであり続けたいし、支えていきたい。これが、私の願い事だよ。」
…うっわ、なんでこんなに緊張するんだ。
でも、今までの緊張とは違う。
胸も、顔も、耳も熱くて仕方ない。
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あちゃごん - やばい...かっこかわいいとはこのことか...!最高な小説ありがとうございます!更新頑張ってください! (2023年4月5日 13時) (レス) id: 4dbfea730e (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - 最っっ高! (2023年3月29日 12時) (レス) @page7 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キース | 作成日時:2023年3月28日 23時