ベゴニアの花束【RAB】【DRAGON】 (ページ12)

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まだまだページ12

一緒に夜ご飯を食べている間も、移動中も、キリがないくらいにたくさん話し合った。

今日が初対面であるということを忘れるくらいに。

DRAGON｢もうこんな時間かー…嫌じゃなければ、送ってくよ。｣

｢へっ!? 時間とか大丈夫なんですか!?｣

DRAGON｢大丈夫だよ笑それよりも、夜道に女性を一人で帰らせる方が心配だからね。｣

｢…！ありがとうございます…！｣

DRAGON｢いえいえ。こっちこそ、こんな時間まで付き合ってくれてありがとね。楽しかったよ〜。｣

｢私もです。…また会いたいです。｣

DRAGON｢うん、俺も。…あ、その前にこれしておかないと。Aちゃん、LINE交換って出来る？｣

｢は、はい！｣

DRAGON｢…ん、ありがと。いつでも連絡していいからね。｣

｢ありがとうございます…！｣

久しぶりに、幸せすぎる一日を過ごせたな。

｢…あ、ここが私住んでるマンションです。｣

DRAGON｢…マジで？笑｣

｢どうかされましたか？｣

DRAGON｢あのね、俺もここ住んでる笑笑｣

｢…へぇっ!?｣

奇跡はまだ終わっていなかった。