48.*声帯ポリープ(RED,YELLOW・PINK) ページ31
☆リクエストより
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黄side
さっきから、ジェシーが忙しない。
なんか、水飲んだりお茶飲んだり、コーヒー飲んだり。
そんなに喉乾いてんのか...?
高「ジェシー、飲みすぎじゃない?」
ジェ「え?..んー、なんかひっかかってる気がしてさ...こーち、ちょっと見てぇ?」
あー、と大きく口を開けるジェシー。
覗き込んでみるけど、喉が赤いわけでもないし...
何かひっかかってるって訳じゃない。
高「なんもないけど?喉痛かったりするの?」
ジェ「や、痛くはないんだけど..っんん」
こくんとつばを飲み込んでいる。
でもやっぱり、違和感はなくならないらしい。
眉をひそめたまま、首をこてんっと傾けた。
高「治んない?」
ジェ「うん....どうしよー、何かわるかったらぁ..こぉーちぃ!」
高「なんだよ笑、抱きつくなって。大丈夫しょ、加湿器でもたいとけよ」
デカい身体に似合わず、怖がりなジェシーを適当にあしらう。
普段から大袈裟なのよ、ジェシー。
ちょっと擦りむいただけで、シュンってなったりさ。少し、鼻水が出たら大騒ぎしたり。
だから...
だから、俺。
大したことないって思ってた。
どうせ、明日にはさこんなこと忘れて。
あの笑い声を響かせて、大声で笑ってさ。
俺にウザったらしいくらい、笑顔で抱きついてくるジェシーがいる。
勝手にそう思ってたんだよな。
今俺と大我に挟まれて、小刻みに震えてる小さな子供みたいなジェシーの姿なんて、想像もしてなかった。
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作者名:みかん | 作成日時:2020年12月8日 0時