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緑side
慎「ジェシー、熱ありそうだよ?ちょっと測らせてもらお?」
ジェ「うん....」
手をあげて、スタッフさんに体温計を頼む。
慎「喉とか痛かったっけ?」
ジェ「んーん、ぜんぜん...わかんない、きゅうだった」
慎「...風邪だとおもうんだけ...あ、ありがとうございます。」
体温計を受け取って、ジェシーの腋の下に先端を当てる。
思った以上に冷たかったのか、ぶるっとジェシーが震えていて、ちょっぴり申し訳ない、
ジェ「しんたろ、なってる....なんどぉ..?」
慎「ほんとだっ、ごめんごめん...え!?やばくない?」
電子文字で映し出された、39.0℃。
びっくりしすぎて、見せない方が良かったのかもしれない本人にズバっと目の前に出してしまった。
ジェ「いがいと、はぁ...たかかったね」
慎「できそう?この後」
ジェ「できるできる。あと少しだし。」
大丈夫大丈夫と何度も言い聞かせるジェシー。
肩にかかる重みが、さっきよりも重くなった気がして不安が募った。
•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚
赤side
収録中は、だるくてしょうがなかった。
....収録前も、なんだろう...
頭がぎゅうっと押しつけられてる感じで、重かったし。
でも、なんでだか分かんないんだけどさ?
収録が終わった途端に、めっちゃ元気!!!
ジェ「AHAHAHA!!!スッキリ」
慎「ジェス、本当?あんなに熱高かったじゃん」
慎太郎が心配そうに、下から見上げてくる。
...思った以上に、心配してくれていたみたい..
hehe、結構嬉しいもんだねっ
ジェ「大丈夫!!慎太郎、ありがとう」
慎「うん...やっぱ、も一回熱測る!!」
ジェ「えぇ!?...んふふ、いいよ」
慎太郎の気がすむなら、体温も何回だって測っちゃうよ。
表示された体温は、36.5...俺の平熱だ。
慎「あれ...下がってる」
ジェ「ね?もう、元気!焼肉行かね?」
食欲もでてきたし...本当に絶好調だ。
慎太郎も、焼肉って聞いたら心配そうな目から、キラキラとした目に変わっている。
ジェ「わかりやすっ笑...ちょっと待ってて」
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作者名:みかん | 作成日時:2020年12月8日 0時