【おそ松さん】思い思われふりふられ【BL】

思い6「違う」 ページ7

おそ松兄さんはカラ松兄さんにキスをした。

キスを……って、え？


「はあああ！？え、ちょなにしてんの！？」

「嘘だろ！？おそ松兄さん！？」


カラ松兄さん硬直しちゃってるし、頭が追いついてないし。

おそ松兄さんが抱きついてるせいで、離れられないのかもしれないけど。


いやーえーこれどうすればいいの？


……よし。


「チョロ松兄さん、行こ」

「え！トド松！？」


ボクはチョロ松兄さんを連れて外に出た。

その後、なんかすごい音が家から聞こえたけど気にしないで良いよね。


「さて、チョロ松兄さん。大丈夫？」

「え？」

「いや、えって。好きな人がキスしてるとこ見ちゃったんだよ？もっとこうさ……」

「あぁ、うん。大丈夫だよ」


チョロ松兄さん？なんで……

そういう人って割り切っちゃえば簡単だけど、チョロ松兄さんって絶対独占欲高いタイプだし。

やっぱ少しおかしいってボク思うんだよね。


「チョロ松兄さんさ、おそ松兄さんの事別に好きじゃないでしょ」

「……」


ボクが言っていい事かは分からないけど、これじゃあ、いろいろと悲しいだけだよ。


「これはボクの予想だけどさ。本当は……」

「違う｣


即答。だけどボクは続けてその人の名前を口にしようとした。


「いち……」

「違うって言ってるだろ！！」

「ひっ」


首を手で壁に押し付けられる。

く、苦しい……。


▽作者▽

前のチョロ松、トド松はもっと発狂してましたが、無くしました。
しっかりと設定が出来た今、発狂するとおかしいので笑。

完結した後、没になったけど好きだった場面という過程で消えた話何個かあげたいです。

思い7「嘘つき」→←思い5「キス」

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