腐る程の告白。(Ｎ×Ｏ) (ページ17)

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和「そんな嫌？」

コク、コクっと深く2回頷く。

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和「…ふっ。そう。」

そう言いながら離れていく足音。

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ジューっと、鳴ってる音より
自分の心拍音の方が遥かに大きい…。

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熱を持った顔に手で風を当てて冷ます。

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こんなんじゃ、ほんとに心臓もたない__

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炊きたてのご飯をよそって
魚を乗せた皿と一緒に運ぶ。

和「え、？
俺のも作ってくれたんすか？」

智「…1人じゃ食べきれないから…」

和「ありがとうございます、いただきます」

智「ど、どうぞ」

.

顔は1度も見ずに食べる

和「ん！美味いっす」

智「良かった」

和「初めて手料理食べた。」

智「…あの時は中学生だったし。
今みたいに作れなかったから…」

和「ふふ、笑
嬉しいっす。食べれて」

…///

何そんなことで喜んでんの俺。っ
もういい加減気持ち断ち切らなきゃなのに。

.

和「ご馳走様。
好きな人のご飯を好きな人と食べれるの
より美味しくなりますね、」

智「え…、」

和「俺まだ大野さんの事好きですから。」