標的169:過酷 ページ2
了「こ……」
獄「ここが…」
了平と獄寺の2人が絶句する。
無理もない、今回フィールドとなっている場所は、本来の姿とはまるで違うのだから。
チ「そう、これが雲の守護者の戦闘フィールド、クラウドグラウンドです」
今回のフィールドが設置されたのは学校の校庭。
校庭だったはずの場所にはあらゆる物が設置され、完全に校庭には見えなかった。
戦う本人が1番嫌がってそうだが。
主に自分の家の庭同然の場所を勝手に模様替えされていることで。
チ「雲の守護者の使命とは、何ものにもとらわれることなく独自の立場からファミリーを守護する孤高の浮き雲。
ゆえに最も過酷なフィールドを用意しました。四方は有刺鉄線で囲まれ、8門の自動砲台が30ｍ以内の動く物体に反応し攻撃します。
また地中には重量感知式のトラップが無数に設置され、警報音の直後爆発します」
チェルベッロがすらすらとフィールドの特徴を述べる。
これまた凄いものを用意したものだと、Aはふっと息を吐いた。
了「まるで戦場ではないか！」
レ「怖けりゃ逃げろ。てめーらのボスのようにな」
べ「ししし」
少し離れた場所で黙って説明を聞いていたレヴィが獄寺達へと吹っかける。
勿論、10代目命の獄寺は黙っていられない。
獄「ふざけんな！！10代目は逃げたんじゃねえ！！！」
山「ツナは来る必要ねーのさ。ヒバリはうちのエースだからな。あいつは負けねーって」
今にも殴りかかりそうな獄寺の肩を軽く引き、山本が抑止した。
冷静に山本が啖呵を切る。
ザ「エース…」
訝しげに山本を見るレヴィとベルの傍らで、ぼそっと呟いたXANXUS。
ザ「ぶはーはっはっ！！そいつぁ楽しみだ！！！」
雲「…」
貴「…？」
獄「あの野郎！」
突然豪快に笑いだしたXANXUS。
やはり状況と奴の態度がずれている、とAは静かに考え込んだ。
一方で、雲雀と相対しているゴーラ・モスカは、グオングオンと不気味な機械音を立てていた。
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さらち(プロフ) - れもんぐらすさん» 返信ありがとうございます…！それでも大丈夫です…！お待ちしてます(｡>ㅿ<｡) (2022年8月5日 23時) (
レス) id: 595843cf2a (このIDを非表示/違反報告)
れもんぐらす(プロフ) - さらちさん» コメントありがとうございます。こちら、何年も前に始めた作品故に、今となっては稚拙な所(というか恥ずかしい所)も多く…(^-^; それでももし需要があるのでしたら、色々と大幅なリニューアル、変更箇所があるかもしれませんが、良いでしょうか…？ (2022年7月25日 10時) (レス) id: c8d1ae373e (このIDを非表示/違反報告)
さらち(プロフ) - こちらもう更新はされないのでしょうか…？(´TωT｀) (2022年7月23日 3時) (レス) @page22 id: 595843cf2a (このIDを非表示/違反報告)
あんみっちゃん＠れもん(プロフ) - 白の狼さん» お返事遅くなりすみません、コメントありがとうございます！ オチアンケ、承りました！ とても、とても嬉しいです…！中々まとまりませんが、少しずつまた書いていきますので、よろしくお願いいたします！ (2020年1月22日 0時) (レス) id: 0243127d88 (このIDを非表示/違反報告)
白の狼(プロフ) - 面白いです！続き待ってます！オチはベルがいいです！ (2019年1月11日 15時) (レス) id: 35790cd4c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんみっちゃん@れもん | 作成日時：2016年8月8日 10時
