もう戻れない all ページ4
潤side
相葉ちゃんと話してる翔くん。
やっぱり体は疲れてるんだろう、
眼の下にうっすら隈が出来てるし
なんとなく痩せた気がする、
顔がほっそりしてるから。
前に自分で言ってた、
体重が増減したら
1番に顔に変化が出るんだって。
のどが渇いたからなんか飲もうと思って
ポットの方に行ったら、そこに翔くんも来た。
s「あ、松潤も？」
m「うん、のど渇いたから」
s「確かにね、空気が渇いてる感じするし」
m「そうそう」
s「コーヒー？」
m「うん」
s「俺もコーヒーだから、一緒にするよ」
m「え、いいの？」
s「ん、座ってていいよ」
そう言ってコーヒーを作る
翔くんの横顔を眺める
疲れてても綺麗な顔してるよなあ、
n「顔見過ぎですよ」
m「！」
ニヤニヤしながら俺をみるニノ、
m「そんな見てないよ」
n「んふふ、無意識ですか」
面白がりやがって。
s「はいどーぞ」
翔くんは何故か
俺ら4人のコーヒーの好みが分かってて
今日もやっぱり俺の好きな味だった。
コーヒーのお礼も込めて
m「忙しいのにありがと、いつもお疲れ様。」
って言ったら、
最初は目を大きく開いて
眉毛をハの字に下げたと思ったら
その大きな目からみるみるうちに
雫がぽたっぽたっと流れていく
翔くん自身でも止められないくらいの量が。
a「えっ、翔ちゃん？？」
他のことをしていたメンバーも
珍しい翔くんの姿に気づいたようで
n「潤くん！何したんですか！」
m「お疲れ様って言っただけで…」
n「？、他には？」
m「いや、何も」
o「しょーくんどした？」
s「ごめ、っ、…なんでもないから、」
a「何でもないわけないでしょ？」
o「なんかあったんか？」
a「相談乗るよ？？」
そう言いながら頭を撫でてあげるリーダーと
背中を優しくさすってあげる相葉ちゃん。
そんな2人に気を許したのか、
s「っ、ふぇ、っ……、うぅ」
糸が切れたかのようにさらに泣き出した。
翔くんが落ち着いてから、
にのがこう尋ねた。
n「何があったんです？Jに虐められました？」
m「おい、関係ないだろ」
俺がすかさずツっ込みだら
翔くんはふふっと笑って‘‘違うよ’’と答えた。
n「じゃあ、どうして？」
翔くんは言うのを躊躇ってたけど
みんなの本気で心配する顔を見てから
ぽつりぽつりと話し始めた
翔くんの口から出された真実は
想像もしないような酷いものだった。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん。(プロフ) - ねこさん» 続きを更新いたしました！長らく更新をストップしていまして…すみませんでした泣 山の恋をぜひ見届けてやってください！翔さんsideは今の所出さない予定です…が、引き続き読んで頂きたいです！ (2016年10月9日 2時) (
レス) id: 42725152ab (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 「ずっと」早速読ませていただきました。せつない（ ＴДＴ）続きはあるんでしょうか？翔くんsideも読んでみたいなぁ♪なんて(*´∀｀) (2016年10月8日 23時) (レス) id: e950cf5805 (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - MAGNETさん» すみません長々と。（笑）こちらこそリクエストありがとうございました！ (2016年2月9日 20時) (レス) id: 9fa0d6f992 (このIDを非表示/違反報告)
MAGNET(プロフ) - ありがとうございました！ 凄く面白かったです。 (2016年2月9日 18時) (レス) id: 137588a919 (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - MAGNETさん» ありがとうございます（＾◇＾） (2016年2月8日 1時) (レス) id: 9fa0d6f992 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん | 作成日時：2016年1月3日 14時
