うつつ ページ20
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✻ しんで…たま…る…か…。
『…＿＿＿＿＿ッ、』
溶けていくアンダインの手を握った。けれど直ぐに砂になり、俺の手から零れ落ちていく。
『…っくそ、くそっくそ！！くそがッ！！！』
拳を握りしめ、地面を殴り付ける。
✻ きょうのしゅやくは…、…キミだよ！
『…ッ、メタトン…』
下半身が無くなり、上半身だけになったメタトンが俺に笑いかける。その笑みがとてつもなく悲しそうで。本当に生きているみたいだった。
変身の時と同じように煙を立ててあいつは消えた。
『＿＿＿、』
✻ んじゃ…、グリルビーズにでもいくかな。
『…＿もう、やめてくれ。サンズ、…っサンズ…！』
震える声で彼の名前を呼んだ。
✻ パピルス、おまえもはらへってるか？
『…＿＿＿。』
ぶつん、と音が聞こえた。
『………、……、……、フリスク？』
ぼやける視界で後ろにいる人物を見た。幻覚か、ぼやける視界のせいか、普段見ることの無い鮮やかな紅が見えた。
『…フリ、スク…？』
それの側へと駆け寄る。紅色がなお一層強くなった気がする。
『＿＿あ、』
今度は鮮明に見えた。
フリスクの足は地面には着いておらず、何本もの骨のようなものがフリスクの体を貫通している。貫通部分からは延々と血が流れており、フリスクは目を開けたまま死んでいた。
『＿＿＿＿＿、』
膝から崩れ落ちる。夢なら早く覚めてくれ、早く、今すぐにでも。頭を押さえ込み、がつんがつんと殴り付ける。
嗚咽に混じって嘔吐きそうになる。うﾞ、と口元を抑えたあと、その場へ倒れ込んだ。
「愛じゃない。」
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＿＿＿
＿＿
＿
『ッ＿＿ハァッハァッ！ハァッ！』
息苦しくなって目が覚める。喉からはヒューヒューと喘鳴がきたし、胃液が食道を這い上がってくるのを感じた。すぐ側の洗面台に向かい、綺麗に掃除されているシンクに向かって晩に食べた食事を吐き出した。
『っうﾞぶ、ぉﾞ…ッ…＿カハッ、ゲホ、ぉﾞ、え……』
晩飯分を全部吐き出したんじゃないかと思うほど喉から溢れ出し、このまま死んでしまうんじゃないかと思うほど息苦しかった。
吐き出した後水道から水を出して胃液を流す。こういうのはトイレで吐いた方がいいんだろうが考えてる暇もなかったからと言い訳しよう。
「わーお…、ダーリン、平気そうかい？」
『…メタ、トン…。』
目元がぶわりと熱くなり、ぎゅっと目を瞑る。
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はしばみの揚げ物(プロフ) - お騒がせしました、作品シリーズ一覧から飛びますと下書きページに飛んでしまうのでしっかりと下から飛んでくださいな皆様(* 'ᵕ' ) (2021年10月30日 8時) (
レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
はしばみの揚げ物(プロフ) - 真面目な話、割とバグらせちゃったから下のこの小説の続編を見るは押さないでね！バグって(自分の頭が)下書き＆パスワードつけたまんまで忘れちゃった☆ URL貼っておくのでそちらから飛んでください…！お手数かけます！！アホ抜かしてすいませんしたぁ！！！！！！ (2021年10月30日 0時) (レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
モブくん＿通行人A(プロフ) - ｱｯｱｯｱｯ無理ｯｯ好きｯｯｯ (2021年10月29日 23時) (レス) @page50 id: f25d375883 (このIDを非表示/違反報告)
さき - いやぁ・・・！なんか、もうっ、すごいです！応援してます！ (2021年10月29日 22時) (レス) @page50 id: d336e73bb4 (このIDを非表示/違反報告)
はしばみの揚げ物(プロフ) - モブくん＿通行人Aさん» ありがとう、好ッッッ……(((( (2021年10月28日 6時) (レス) id: f8654c08a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胃酸先生。 | 作成日時：2021年9月29日 16時
