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「まぁ、昼間においても外周に関しては常にセンサーは作動してるからな!」
「あ、そうなんだ?」
「脱走なんて考えてたらすぐに分かる!」
分かりました!と8番さんと9番さんが答える。
「まぁ、今回は初犯だから許してやるが…次からは日数も減らすぞ!
他の奴も分かったな?」
「分かりました!」
「ハイ!」
『分かりました。』
次々に返事をすると、看守は出て行った。
「読んだものだからいいっちゃいいけどさ、でもあれバレたらマズイよね?」
「ジョンの存在知られちゃいますよ!」
「そう、ジョンの存在がバレちゃうから回収しないといけない!
マズイなあれは…、チェックするって言ってたもんね?」
『…何とか「懲罰房」まで行ければなんですけどね。多分まだチェックされてないんだと思うから…。』
「あの「懲罰房」っすよね?あそこにどうにか入ってしまった物、回収出来たらいいなっていう感じ何ですけどね…。」
「まだちょっとここら辺のねやり方が分かってないから移動の…」
『…あ、朝だ。』
「おはよう!」
「おはようございま〜す!」
「おはようございます!ステイサムさん!」
「今日は、喜べ!「自由行動」の時間だ!」
「「「やった〜!」」」
3人が子供のように喜ぶ。
「じゃあ、まず出て来い!」
『はい、ありがとうございます。』
「ビヨ〜ン」
「出る音それ?
ビヨ〜ン」
『ふふ、』
「ふははっ」
「これは3連ビヨンくるか?」
「シュンッ!」
「あぁ、クッソ!揃わなかった!」
『仲が良いのか悪いのか分からないですね…。』
「さぁ、自由行動中は基本的にこの「自由広場」の中だったら自由に行動していいから!」
「やっ…
まだ入っちゃダメですかね?」
「いいよ!」
「「やった〜!」」
いや、単純なだけなのかもしれない。
「この外は出ちゃダメって事ですか?」
「そうだ!まぁ、比較的にこの中で過ごせ!いいな?
定期的に監視カメラで確認や巡回を行うから!」
「分かりました!」
「分かりました〜ん!」
「行った、行った行った行った!
俺はもうこの「噴水」をまずチェックしないと…」
「「噴水」ね、何か…下にありましたよ、穴!」
潜っていく8番さん。監視カメラで見られてるって言ってだろうに…。
そう思いながらぐーっと伸びをする。
最近は運動はあまり出来ていなかったし、思う存分体を動かそう。
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作者名:胃酸先生。 | 作成日時:2021年6月17日 22時