56話 ページ16
いきなり大きな音が聞こえた
かと思うと、宙を舞うサラダ
今まで見た事も無い様な殺気を放つ顔で、ファルさんは机に拳を叩き付けた
フ「守られるのは嫌いじゃないけど、自己犠牲のある防衛は嫌いなんだよなぁ……」
拳を机から離さずに、レイとコウを睨む
正直かなり怖い
フ「女だからって甘く見んなよ。お前達に守られなきゃいけない程に弱くはないんだよ」
むしろ今現在最強と言って宜しいのでは
レイとコウ(私もだが)完全に怯えてます
フ「あたしはこう見えても銃の腕は百発百中だぜ?なんならお前の額でも撃ち抜いてやろうか?」
レイの額に触れる人差し指
あ、この人怒らせちゃいけない
しっかり脳に刻みました
フ「Aだって魔法が使える。けっこ…ちょっと体力が少ないけど、だったら増やせばいいだけだろ。な?」
貴「はははいぃぃぃ!」
超こええ!もう嫌だ誰かこの空気変えて!
ス「皆さーん!食べ終わりましたか?」
フ「ああ、もう少しで食べ終わるからちょっと待っててくれ。遅くなって悪い」
―――救世主、いえ女神が降臨なされました……
スカイちゃんありがとう!ファルさん戻ったよ!
ずっとあのままだったらほんと……観覧車乗ってた時の数倍は怖かった
フ「で、A」
貴「な…なんでしょう」
声が震える
戻ったとはいえ急に話しかけられるのはまだ抵抗がある
フ「さっきの事だけどとりあえず明日……いや、今日から体力つけていこうな!メニュー作るから午後からになるけど……」
死んだ
さよなら私……ああ、せめて最後にミルクティーが飲みたかった……
フ「それとレイ。皿の上に野菜が残ってるぞ?あたしの前で好き嫌いが許されると思うなよ」
また怖い顔のファルさんが言った
そんなこんなで六日目の午前に至る
喉は鉄の味がして、息は苦しく足も痛い
その時
私たちを呑み込むかの様な沢山の雨粒が天から降り注いだ
貴「雨……?」
フ「A、早く教会の中に!」
すでにびしょ濡れになりながらファルさんが叫んだ
貴「わかりました!」
ずぶ濡れの私も急いで教会に駆け込む
中々止みそうにない雨のおかげで、午後の訓練は中止になった
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栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-`*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(゚∀゚*)(*゚∀゚) (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!失礼ですがフォローさせていただきました!!!楽しみにしてます!!!!! (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽`)気に入っていただけてよかったです!これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽`)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました!!素晴らしすぎか……!?皆かっこよすぎですかもうありがとうございます!!!!!URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか!? (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います!(*^-^*)よろしくお願いいたします(゚∀゚*)(*゚∀゚) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:笹乃葉 | 作成日時:2016年3月26日 17時