62話 ページ23
スカイside
ス「いやああああああああああああああっ!!」
コ「A!」
レ「嘘だろ…!?」
騒ぎを聞きつけたらしい彼らが、慌ててAちゃんの元へ駆け寄る
本気で心配する瞳が、私の心を曇らせた
―――――――私のせいだ
倒れた彼女を直視できずに、私はまたもや座り込んだ
あまりにも情けない
でも、怖くて動けないのだ
横たわった彼女へ、彼らが何かを叫んでいる
私には聞こえなかった……いや、聞けなかった
ス「私が、制御できないから…」
恐怖と情けなさで、涙がこぼれる
雨より熱いしずくが頬を伝う
必死に彼女が助かる方法を探すものの、それらは全て雨と一緒に流れていく
天使になった私が使えるのは、かすり傷程度を治す治癒魔法と動物変化の魔法くらいだ
魔法を無効化する力を持っていれば良かった
あかり様とミカゲ様を呼んだところで間に合う訳がない
混乱した私の頭は、必死に助けを求めた
―――――頭をよぎる
見慣れたあの人
どうして
辛くて、悲しくて、情けなくて、
どうしようもないのに
どうして
大好きなあの人が――――……
押しつぶされそうになる感情に耐え切れず、私は吠えるように叫んだ
ス「こんなことなら……ここに来なければ良かった!また誰かを!傷つけるくらいなら…!」
後半は声にならず、心の内で叫ぶことしかできなかった
――――――贖罪なんて諦めて帰ってしまえばよかった!!
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-`*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(゚∀゚*)(*゚∀゚) (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!失礼ですがフォローさせていただきました!!!楽しみにしてます!!!!! (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽`)気に入っていただけてよかったです!これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽`)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました!!素晴らしすぎか……!?皆かっこよすぎですかもうありがとうございます!!!!!URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか!? (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います!(*^-^*)よろしくお願いいたします(゚∀゚*)(*゚∀゚) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:笹乃葉 | 作成日時:2016年3月26日 17時