【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ7)

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55話ページ7

どこに隠れようかとキョロキョロと辺りを見渡しているとゾムが｢こっち来て｣と手招きする

僕はゾムのとこに行くと腕を引っ張られる

zm｢ここなら見つからんで｣

『びっくりした...急に引っ張るのやめてよゾムさん...』

ごめんごめんと腕から手を離してくれた

『てか、何で鬼ごっこやろうなんか言い出したの？』

zm｢あぁー...まぁ、あれや。ストレス発散にや｣

ゾムは胡座をかきその間にAを座らせた

zm｢不満とか色々溜まっていくとイライラするやろ？そのストレスを遊んで発散するっていうグルッぺンが考えたストレス発散法や｣

『へー...』

すると、ゾムは僕の頭をぽんぽんと優しく叩きながら言った

zm｢Aはちっちゃいなぁw｣

『は？？？』

zm｢ほら、俺の体に収まるくらいちっこいでw｣

そう言い後ろから抱きつかれる

『やめろっ...暑い』

ゾムの体が大きいんだろ...いくつ歳離れてるんだと思ってるんだよ

この後シャオロンに見つかった

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『って事が昨日あったんだよ』

mr｢楽しそうで何よりね...私達はなんのためにここに入れられてるのか分からないし...暇ね｣

as｢俺も暇だ...｣

2人はそう言うと大きなため息をつく

『僕も2人を何でここにいつまでも閉じ込めているのか分からないなぁ...』

何か理由があるのか...？？

『あ、そだ...緑のパーカーを着た吸血鬼見なかった？今日全然姿見てなかったんだよね』

部屋を探してもいなかった...一体どこに

as｢よく知らんがあの頑丈そうな扉のある部屋に入れられているのを見た｣

アズが指さす方を見ると頑丈な鉄の扉があった

扉に近づこうとすると

kn｢近づいたらあかん！怪我するで！｣

『怪我...？？』

コネシマに手を引っ張られ引き戻される

『怪我ってどういう事？？』

すると、鉄の扉からドンドンと扉を叩く音が聞こえてきた

『な、何？？』

kn｢近寄ったらあかん。扉壊して襲ってくるかもしれん｣

扉を叩く音と共に呻き声などが聞こえる

『あの中にいる人って...』

kn｢.....ゾムや。今までの疲労とか血が足りなくなったりとかで暴れとる｣