【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ8)

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56話ページ8

『暴れてるって...どうやったら止められるの？ずっとこのままなのか？』

ロボロみたいに何か止める方法はあるはず

kn｢いや、止めれる。そのためにこいつら2人ここに置いてるんや｣

...え？

コネシマはそう言うと牢屋の鍵を開けマリアを牢屋から出す

mr｢なっ...どういう事よ！｣

kn｢どういう事って、ゾムを助けるためにお前の命を使うんや｣

『使うって...駄目だよ！もっと他に方法はあるはず！』

そう言うとコネシマは怒った口調でAに強く言った

kn｢だったら何や？お前がゾムを助けれるんか？無理や...ゾムはロボロのように血を飲みすぐには回復せんねん。ゾムが人間を吸血すると死ぬまでその人間の血を飲み続ける...そうせんと治まらんねん｣

でも、これ以上人が死ぬのは見たくない...

mr｢はぁ....そうなるために私達を閉じ込めたって事は分かったわ。そうよね...人を何人も殺し地獄へ落ちるのも当たり前。この世からもあの世からも消えても罪はちゃんと償わなくちゃ｣

マリアはそう言うとコネシマの言うことを聞いた

『だ、駄目...もう...嫌だよ。反省してくれてただろ？？何でっ...』

マリアは僕の話を無視し部屋に入っていった

部屋に入りしばらくすると部屋の中が静かになり扉を開けると床は血溜まりがありゾムはその場で眠っていた

マリアはピクリとも動かず触ってみると冷たかった

kn｢ゾム自身も辛いねん。やからそういう疲労やストレスとかを溜めないようにしてるんや｣

コネシマはそう言うとこれ以上は何も言わずその場を立ち去った

『...っ』

なんでこんなに人は簡単に死んでしまうんだろう...

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『.....』

em｢どうされました？A｣

ボーッと天井を見上げているとエミさんがひょこっと現れ僕に話しかける

『あ、いや...少し考え事をしてただけ...』

em｢...良ければ私が話し相手になりましょうか？｣

話しても不快に思ってしまいそうだし...

『ううん。大丈夫...ありがとう』

em｢そうですか...｣

僕はよいしょと立ち上がり部屋に戻った

今日はなんか変な気持ちだなぁ...しばらくはあの地下牢に近づけないや

ベッドに潜り目を閉じる

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？『まだ...その時では無いから...待ってて...

みんな