母、よこーさんの憂鬱２（玉北←藤） (ページ9)

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みっちゃんの勘違い２⑥ side:K ページ9

みっちゃんの勘違い２⑥ side:K

「んっ・・・玉ちゃん」
「ミツ・・・どうして欲しい？」
「・・・もっと・・・」
　気持ちよくして欲しい、と玉の胸にもたれかかると、今度は玉に圧し掛かられる様にして俺はベッドに背をつけた。大きく足を開かされた瞬間に、スカートが捲れ上がり、そのまま腰を曲げられる。
「体勢きつかったら言ってね」
「う、うん・・・あっ！！やぁっ・・・！」
　チュッという音を立てて何度も玉が俺の下着に口づけている様子が、自分の視界でも確認できてしまい、恥ずかしさで胸がいっぱいになる。
「やだ、そんなところ舐めないで・・・！！」
「どうして？気持ちいいでしょ？」
　俺の臀部の窄まりに舌を這わせる玉を窘めるように涙目で見つめると、こんなになってるじゃん、と玉は少しだけ意地悪な笑みを浮かべて、俺のモノを指で突っついて刺激を与えてくる。自分の昂っているところまで見えてしまう――この下着を身に着けている自分の状況が本当に恥ずかしくておかしくなってしまいそうだった。玉の舌が這った場所がどんどん透けて張り付いてくる。
「あんっ・・・ああんっ・・・」
「ミツ・・・俺も気持ちよくなっていい？」
　玉の手が離されて、俺は一度足をベッドにおろした。すっかり俺の吐息は乱れており、俺は大きく息づいた。すると、玉がいそいそとスウェットを脱ぎ始める。その裸体を見つめて顔を赤らめていると、いつまでもその反応が可愛いなぁ、と玉が屈託ない笑顔で微笑みかけてくれるので、より一層心がときめいてしまう。そう、いつも俺ばかり玉にドキッとさせられてばっかりで――せっかく意を決して女の子の格好をしているのだから、と俺は緊張しながら口を開いた。
「玉ちゃん、俺、口で・・・玉ちゃんのこと気持ちよくしてあげたいし・・・」
「ミツ、ありがと。じゃあ・・・この格好でしかできないことしてもいい？」
　すると、玉が俺の胸元を挟み込むようにして膝立ちをする。一気に眼前には玉のモノが近づき、俺はうっとりと見つめてしまう。
「玉ちゃんの好きなようにして欲しい・・・」
　全部受け止めるから、と俺は口元を緩ませる。
「変態って言わないでね」
「・・・ん、変態っ・・・！」
　早速言われちゃった、とクスッと微笑む玉に俺は苦笑いを零した。俺の上で身を屈めた玉が俺の胸の間に自身を滑り込ませてきたからだ。俺は両胸を寄せるようにして、玉のモノを擦り上げ始める。

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