書類整理（徹夜） ページ4
仕事が終わったので私はゲートをくぐり、政府は戻った。
A「はぁ、気持ち悪かった…」
上からの命令とはいえなかなかキツイものだ。だけど、あの審神者のもとに囚われていた刀剣男士様よりは楽なのだろう。
(ブラック本丸が1秒でも早くなくなりますように！)
私はそう思いながら書類の山へ目を向けた。
A「この現実から逃げたい…」
そう言いながら書類整理を始めた。
書類を見れば見る程あの審神者がやった悪事が分かる。
「脇差以上には過酷な出陣をさせて短刀には夜伽させてる…本当に救いようのない…」
短刀が弟にいた刀剣男士様は本当に辛かっただろう…
A「そういえば刀剣男士様は何を選んだんだろう…」
ブラック本丸から政府に保護された刀剣男士様には３つの選択肢がある。
1 政府でそのまま働く。
2 政府で人間を慣れ、その後ホワイト本丸へ行く。
3 刀解。
書類をみた感じ脇差以上の方たちが3を選び、短刀の方たちが2を選んでる。不思議で仕方なかった。今までは3を選ぶ刀剣男士様がほとんどで、3を選ばなくても1しか選んでないからだ。
(とりあえず書類整理は終わったけど…)
時計を見るともう夜の1時だ。
仕事も終わったので私は階段を上り、部屋へ帰った。
(Aちゃんは特別に政府のビルに住んでいます。理由は話が進んでいくごとにわかります。)
(短刀の方たちが2を選んだ理由を朝上司に聞こう…)
そう思いながら寝た。
A「朝か〜」
私はスタスタと階段を下り、上司に聞きにいった。
上「それが分からんのよ。やっぱりかなり自分より大きい相手は怖いみたいで…」
上司は悲しそうに言った。が、急にいつも通りの明るい声を出し、
上「だ〜か〜ら、お前が聞きに言って♡」
相変わらず人使いが荒い人だ…でも、きっと私と考えてることは同じはず。だって…初めて私に手を差し伸べてくれた人だもの。
A「了解です！刀剣男士様に理由を聞いてきます！刀剣男士様の部屋はどこですか？」
上「お前ならそう言ってくれると思ったよ！はい、地図。」
私の手にポンッと地図を置く。
A「では、いってきます！」
私は元気よくドアを開けた。
？？？「なんであの場所から子供が…？」
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作者名：れあちーずけーき | 作成日時：2019年12月17日 19時
