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今は看守長と看守の交代時間。
さて、もうそろそろかな？
看守「お風呂はもうお入りに？」
『うん。もう入ったよ』
看守「了解しました。ご飯はこちらに」
『ありがと』
看守くんからご飯を貰えば、お盆の上にあるのは久しぶりに見る私の携帯端末。
おぉ、助かった助かった。さて、と？
『頃合いかな？』
看守長「動けば撃つ」
『あれ、看守長くん。戻ったんじゃなかったの？』
看守長「…怪しいと思ったんだ。お前が看守に執着するなんてな」
執着という執着なんかしてたかな？
自分ではよくわからないなぁ。
地下に再び現れた看守長は、銃を看守くんに向けた。
看守長「看守。お前、自分が何をしたのか分かってるのか？」
看守「っ！」
『…彼は私にために、正義のために働いてるだけだよ』
私がそう言えば、看守長は私を睨んで銃口をこちらに向けた。
おお、怖い怖い。
『あっ、そういえばピースは？』
看守長「……お前ごとき私で充分だ。」
『言ってくれるねぇ？』
んー、これは作戦失敗かな？
形態をお盆に戻せば、看守長は私のもとに近づいてきた。
看守長「お前は私が…！」
「あら、駄目じゃない。敵に背中を向けちゃあ」
地下に響く私ではない女性の声。
そして重いものが倒れる音。
嗚呼、遅すぎるよ。
『予定より4分7秒遅れ』
ク「あら、私のおかげに変わりないでしょう？」
『…ふんっ』
だからこいつは嫌なんだよ。
…年上だからなんだっての。知らんし
階段にのんびりと腰を下ろしているbbaは、にんまりと笑った。
腹立つ。
そして私の斜め前に倒れていた看守長。
こぼれ落ちた液体のように、真っ赤な血は広がっていく。
『さ、はやく出よう。』
ク「まったく、お礼くらい言いなさいよ。」
『嫌だね』
私は鍵をとりだし、檻の扉を開ける。
前にご飯の中に入っていたものは、この檻の鍵だったらしい。
看守君ナイス
ク「あら、鍵は貴方が持っていたの？看守じゃなくて？」
『看守くんが持ってれば、看守長に疑われる可能性が高くなる。
だけど私が持ってれば疑われない…だよね？』
看守「うっ、そうです…」
『しかも看守君は嘘が苦手らしいからね』
私は檻から出て、看守長くんを踏んづけて地上へと続く階段へと向かう。
……まぁ、そんな上手くいく訳がないよねぇ。
「と、まれ…っ！」
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2023年2月24日 0時) (
レス) @page24 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
うた - めっちゃ面白くて他の話も全部読みました!いつでも待ってます!ゆっくり休んで下さい。 (2021年4月11日 13時) (レス) id: 13810d1766 (このIDを非表示/違反報告)
湊/Minato - 更新停止！？まじか！すっごく面白いです！！続きがとっても、気になります！！！ (2021年2月16日 21時) (レス) id: e6fd04cefe (このIDを非表示/違反報告)
いろみず@夢見月*小夜セコム隊(プロフ) - フラグ回収はっや← (2020年12月5日 21時) (レス) id: be92b83ba0 (このIDを非表示/違反報告)
モモンノミ(プロフ) - 久しぶりです。ゆっくり休んでください！いつまでも待っていています(^_^*) (2020年11月27日 17時) (レス) id: a122e0455d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイシャルト
| 作成日時：2020年9月20日 17時
